Wagashi inspired by SOU・SOU's original textile design
“ SOU・SOU在釜 月替りの和菓子 ”
平成28年の「和菓子になったテキスタイルデザイン」のテーマは“日本の意匠”。伝統的な図案をSOU・SOU流にデザインしたポップな日本のテキスタイルを発表致します。 和菓子はテキスタイルのモチーフを取り入れたものや、その季節ならではの銘菓をアレンジしたものを制作していきます。 SOU・SOU×亀屋良長ならではの新しい和菓子をお楽しみください。
精一杯、おしゃれすることを
ある時代まで お粧しすると言っていた。
よそ行きの着物を着て
櫛やかんざしで髪を飾り出かけると
「お粧しして どこへお出かけ?」
と ひやかされたものだ。
又、江戸時代には
女性に櫛やかんざしを贈るのは
その人への愛の告白でもあった。
弥生のテキスタイルデザインは「お粧し」。女の子の成長を願う年中行事、ひな祭りの菱餅をモチーフにした和菓子を作りました。
菱餅の三色には、それぞれに意味があります。真ん中の白い層を雪に見立て、残雪(白)の下には新芽(緑)が芽吹き、雪の上には桃の花(ピンク)が咲いている ─ 春の訪れをお祝いする気持ちを表しています。
一番上のピンクの層は、桃味のきんとんに桃の蜜漬けを合わせたもの、真ん中の白い層は、ホワイトチョコレートとミルクを練り込んだ外郎製の餅、一番下の緑の層は、ふんわり蒸し上げた抹茶の浮島です。菱餅の下には、乾燥させてカリカリに仕上げた浮島を敷いています。様々な食感から成る新しい菱餅をお楽しみください。
SOU・SOU在釜では『和菓子になったテキスタイルデザイン』の和菓子とお抹茶(またはコーヒー)をお召し上がり頂けます。
〒604-8042
京都市中京区中之町565-72P-91ビル B1F
075-212-0604
12:00~20:00 ※19:00ラストオーダー
年中無休
京菓子の名門と謳われ、一時は江戸にまで名を知られた菓子司・亀屋良安から、暖簾分けするかたちで享和3年(1803年)に創業。以来、四条醒ヶ井(さめがい)の地に於て営業、現在に至る。当代八代目。
〒600-8498
京都市下京区四条通堀川東入ル(醒ヶ井角)
075-221-2005
9:00~18:00
年中無休