Wagashi inspired by SOU・SOU's original textile design
“ SOU・SOU在釜 月替りの和菓子 ”
平成28年の「和菓子になったテキスタイルデザイン」のテーマは“日本の意匠”。伝統的な図案をSOU・SOU流にデザインしたポップな日本のテキスタイルを発表致します。 和菓子はテキスタイルのモチーフを取り入れたものや、その季節ならではの銘菓をアレンジしたものを制作していきます。 SOU・SOU×亀屋良長ならではの新しい和菓子をお楽しみください。
京都の市街(洛中)と郊外(洛外)
の景観や風俗が描かれた屏風。
寺社仏閣や祭、庶民の暮らしまで
細かく描き込まれている。
全体に雲を配して構成され
いろんな場面を華麗に表現している。
今も京都にある風景と重なっていて
想像力をかきたて 見あきることがない。
12月のテキスタイルデザインは「洛中洛外図」。雲を描くことによって立体感を出したり、画面を区切ったりするのは大和絵の伝統的な技法です。この特徴的な雲を御菓子にしました。
二層になった雲の黄金色の部分は、やわらかめの芋羊羹で出来ています。下層は2種類で、黒糖羊羹と赤飯に見立てた道明寺羹を合わせています。黒糖羊羹は、芋羊羹の風味を引き立てる甘さに、道明寺羹は小豆の渋汁で着色し、大納言小豆の鹿の子豆を混ぜ込んで食感を出しています。
SOU・SOU在釜では『和菓子になったテキスタイルデザイン』の和菓子とお抹茶(またはコーヒー)をお召し上がり頂けます。
〒604-8042
京都市中京区中之町565-72P-91ビル B1F
075-212-0604
12:00~20:00 ※19:00ラストオーダー
年中無休
京菓子の名門と謳われ、一時は江戸にまで名を知られた菓子司・亀屋良安から、暖簾分けするかたちで享和3年(1803年)に創業。以来、四条醒ヶ井(さめがい)の地に於て営業、現在に至る。当代八代目。
〒600-8498
京都市下京区四条通堀川東入ル(醒ヶ井角)
075-221-2005
9:00~18:00
年中無休