Wagashi inspired by SOU・SOU's original textile design
“ SOU・SOU在釜 月替りの和菓子 ”
平成28年の「和菓子になったテキスタイルデザイン」のテーマは“日本の意匠”。伝統的な図案をSOU・SOU流にデザインしたポップな日本のテキスタイルを発表致します。 和菓子はテキスタイルのモチーフを取り入れたものや、その季節ならではの銘菓をアレンジしたものを制作していきます。 SOU・SOU×亀屋良長ならではの新しい和菓子をお楽しみください。
石と砂と苔で構成された庭。
禅宗のお寺にある石庭は
木や水を廃した非日常的な空間。
哲学的な問いが浮び上ってくる。
この緊張感が快よい。
長月のテキスタイルデザインは「石庭」。枯山水の庭で有名な龍安寺にあるつくばいをお菓子にしました。このつくばいの中央の水穴を口の字に見立てると「吾れ、唯だ、足ることを知る」と読むことができます。これは釈迦が説いた「知足の心」を図案化したもので、御菓子の意匠にも取り入れました。
上の層は、ゴマ豆乳羊羹です。黒胡麻で石の質感を出し、文字は刷り込みという技法で表現しました。下の層は白餡のきんとんで、中には旬のいちじくを乾燥させたものが入っています。いちじくの味をより引き出すために焼酎を少し入れた蜜に漬け込んでいます。
SOU・SOU在釜では『和菓子になったテキスタイルデザイン』の和菓子とお抹茶(またはコーヒー)をお召し上がり頂けます。
〒604-8042
京都市中京区中之町565-72P-91ビル B1F
075-212-0604
12:00~20:00 ※19:00ラストオーダー
年中無休
京菓子の名門と謳われ、一時は江戸にまで名を知られた菓子司・亀屋良安から、暖簾分けするかたちで享和3年(1803年)に創業。以来、四条醒ヶ井(さめがい)の地に於て営業、現在に至る。当代八代目。
〒600-8498
京都市下京区四条通堀川東入ル(醒ヶ井角)
075-221-2005
9:00~18:00
年中無休