Wagashi inspired by SOU・SOU's original textile design
“ SOU・SOU在釜 月替りの和菓子 ”
平成28年の「和菓子になったテキスタイルデザイン」のテーマは“日本の意匠”。伝統的な図案をSOU・SOU流にデザインしたポップな日本のテキスタイルを発表致します。 和菓子はテキスタイルのモチーフを取り入れたものや、その季節ならではの銘菓をアレンジしたものを制作していきます。 SOU・SOU×亀屋良長ならではの新しい和菓子をお楽しみください。
風神雷神は古くから仏教美術において見られ
1世紀から3世紀に栄えたクシャーナ王朝の
コインに風神が描かれており
敦煌石窟の壁画や
三十三間堂の本像などもある。
しかしなんと言っても俵屋宗達の
屏風絵の風神雷神だろう。
宗達は僕が最も尊敬する
絵師であり、日本の宝だ。
睦月のテキスタイルデザインは、風神雷神。風神は風を孕(はら)んだ雲、雷神は稲妻で表しました。
稲妻を形取った柚子羹は、生の柚子の皮、絞り汁、柚子ジャム、ドライ柚子ピールと、柚子をふんだんに使っています。上にまぶしているのは、口の中でパチパチと弾けるキャンディー。雷がピカッと光る感じを、洒落で表現してみました。
雲は酒粕餡入りのギモーヴ(マシュマロ)。泡立てた卵白にゼラチンを混ぜてふんわり仕上げたギモーヴの中には、お屠蘇(とそ)をイメージした日本酒(酒粕)風味の白餡が入っています。
SOU・SOU在釜では『和菓子になったテキスタイルデザイン』の和菓子とお抹茶(またはコーヒー)をお召し上がり頂けます。
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12:00~20:00 ※19:00ラストオーダー
※長期休業中
京菓子の名門と謳われ、一時は江戸にまで名を知られた菓子司・亀屋良安から、暖簾分けするかたちで享和3年(1803年)に創業。以来、四条醒ヶ井(さめがい)の地に於て営業、現在に至る。当代八代目。
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