SOU・SOU×亀屋良長×池坊
『四季の花手帖』十二ヶ月の花元の『花』
華道家元池坊直営・いけばな道具専門店、日本華道社が編集・制作する『四季の花手帖2012』は、手帳という身近なアイテムを通して、花のある暮らしを提案するスケジュール帳です。 
2012年度版は、各月の表紙をSOU・SOUのオリジナルテキスタイルで飾らせて頂きました。デザインは全てこの企画のための描き下ろしです。
平成24年の「和菓子になったテキスタイルデザイン」は、『四季の花手帖』で発表した新作12柄でSOU・SOUらしい和菓子をご提案していきます。四季の花手帖
六角堂

日本最古の歴史を持つ、華道流派。聖徳太子創建と伝えられる紫雲山頂法寺・六角堂。その池のほとりに暮らす僧侶が「池坊」と呼ばれるようになり、この僧侶らが、仏前に朝夕花を献じ、いけばなの名手として知られるようになった。2012年は、歴史上の文献『碧山日録』に初めて"池坊中興の祖"池坊専慶の名が花の記述とともに記されてから、550年の節目の年となる。


紫雲山頂法寺・六角堂

テキスタイルデザイン
テキスタイル テキスタイル
和菓子

睦月のテキスタイルデザインは「寒椿」。 冬でも常緑の椿の葉で挟んだ椿餅は、平安時代に軽食代わりとして食べられた餅菓子で、 日本最古の餅菓子であるという説もあります。

甘くたいた金柑を白あんで包み、それを紅白の道明寺で包みました。 周りには霜に見立てた氷餅をまぶしています。

手ぬぐい
亀屋良長

江戸末期~昭和37年の店舗外観


お菓子は醒ヶ井の銘水で製造されている。 水は繊細な和菓子の味を左右する大切な原材料であるため、昭和37年の阪急地下鉄工事の影響で枯れていた井戸を平成3年に社屋を新築した際に掘り直し「醒ヶ井」と名付けて再び菓子づくりに用いだした。 創業以来作り続けている銘菓烏羽玉は現在も昔ながらの製法で作られていて、柔らかく、ほのかな黒砂糖の味わいは多くの人に親しまれています。 最近では、伝統をふまえつつ新たなお菓子の制作にも力を注いでおり、SOU・SOUとのコラボレーションや本場フランスで活躍したパティシエによる新ブランド「Satomi Fujita by Kameya Yoshinaga」を立ち上げ和洋の枠にとらわれない新し試みにもとりくんでいる。

亀屋良長さんのお菓子に使われている醒ヶ井。

「Satomi Fujita by Kameya Yoshinaga」のみたらしシフォンという商品。他にも数種販売中。

亀屋良長

京菓子司 亀屋良長
菓匠会会員
百味會会員

<沿革>
京菓子の名門と謳われ、一時は江戸にまで名を知られた菓子司・亀屋良安から、暖簾分けするかたちで享和3年(1803年)に創業。以来、四条醒ヶ井(さめがい)の地に於て営業、現在に至る。当代七代目。

〒600-8498 京都市下京区四条堀川東入ル TEL.075-221-2005 FAX.075-223-1125
9:00-18:00 年中無休
http://kameya-yoshinaga.com/

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