SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“無いからこその有り難し/田中 里美”
こんにちは。
先日何もない世界を体験してきました。
というのも、お馴染みのスタッフ表との会話の中で「法事とかでも、お経をつい音楽として聴いてしまう」
という話題で盛り上がり、「宿坊泊まって朝の勤行しない?」と、お寺の宿坊に泊まる事になりました。
近くの宿坊を検索していると、案内にはこんな言葉が…
ほえ!?Σ(゚д゚lll)
不安になりつつもやって来ました。
2月の空気は冷たく、しんとしていて、宿坊にはwi-fiどころかテレビすらありません。
修行は朝だし何しよう、どこ見たらいいの、音ない…
そわそわする私を庭がじっと見ていました。
負けじとこちらもじっと見ることにして、寒いけど座ってみました。
---------ここで突然私の活用アイテムを紹介。
冬の庭見物のお供に、土竜手柄寛衣下。
裏起毛デニム編み細形えんゆう穿きとの重ね着で、どんな寒さもぬくぬくです。
裾ゴムのおかげでえんゆう穿きがはみ出すこともないです。
この組み合わせは最強です。しかもどちらも肌触りが優しい。
梅や桜のお花見シーズン、散策や外で座って飲食するのは案外寒いと思いませんか?
今からでもどちらか一枚あると良いと思います。
これから春夏だし…って言っても、その次は例外なく秋冬ですよ。
---------紹介終わり。
それらしく座りながら、考えてることはとても普通です。
(頭の中の言語で再現しています)
違うと言われると思いますが・・・。
等身大で解釈していくのが楽しいからいいのです。
こんな雑多な意識の人間を何も言わずに静かに受け入れているこの世を静かに感じて
最終「ありがたや」に落ち着いたのでした。
また、不便を提供と言いながら、風呂に入って寝れること自体の有り難みを思い出させていただきました。
有り難さを感じる沸点をどんどん低くしていけば、日常も温かさで満ち溢れていくことでしょう。
何を見つめて生きていくのか、ごちゃごちゃの頭の言葉を感じながらそんなことを思いました。
翌朝6時からお目当ての勤行にも参加。
裏打ちの高速木魚、大きく轟く太鼓、低中高でハモって唸る読経。
音量に強弱つければ、最早ピアノからのフォルテシモ。
やっぱりライブとしか思えないのでした。大満足です。
そして、ネットがあってゲームも動画も楽しめる我が家のありがたさを改めて感じて、この日記も書いています。北海道出身で、行ってみたいイベントやお店も、何でも海の向こうでした。ネットが沢山の楽しさや行動する勇気をくれました。
京都や東京に気軽に来れなくても手軽にSOU・SOUが買える
SOU・SOU netshopを皆様どうぞご贔屓に!
本日は、SOU・SOU毛染め枠 田中でした。
染まって落ちて染まって、四季のように今年も彩ります。
2 件のコメント
「脳内中継」面白すぎです~
よく分かります(^^;)
宿坊泊まっての勤行、ゆっくりできていいですね。
お庭をぼーっと眺めていたら、普段ばたばた忙しく活動している脳内をクールダウンできそう。
きくりん様
コメントと共感といただきまして、ありがとうございます!
無心ってなかなかなれないです(笑)
夜にお庭を見に行くと、お坊さんの読経だけが遠くに聞こえて
とても贅沢な時間を過ごすことが出来ました。
きくりん様もご興味があればオススメです!