一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“20年前のシャツ”
3年ぶりくらいに同級生に会った。近くを通ったらしく、ふらりと会社に寄ってくれたのだ。いろいろ話をしているうちに、ふと彼の着ているシャツに目がいった。それは昔働いていた会社で20年くらい前に作ったものだった。ハマレーというブランドの生地を使っていて縫製もとてもきれいなので、今見てもすごくクオリティが高く感じた。すごく大切に着てくれていたのだと思う。
表からは見えないけど、衿の中に入っている芯の品質やその貼り方、生地の地の目等もあの頃すごく研究していた。ちゃんとしたものを作るのは大事なことだと改めて感じた。