SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“寒の水を味わう一時/増本 一十三”
今年は、幾分暖かい?と思っておりましたが、小寒を過ぎて三日目の京都では雪が舞い降りました。
「寒」という字がつくだけあって、小寒を過ぎてからは、冬の寒さが一番厳しい時期といわれております。
二十四節気でいう小寒から大寒の終わりまでの寒の内の水を「寒の水」といい、
この時期は気温も湿度も低いため雑菌が少なく、一年で質が良い水とされ、
醤油や酒などの発酵食品・保存品を作るなど「寒の水」に感謝しつつ活用してきたそうです。
そんなわけで、私たちも寒の水を頂きにいきました。
そして、「ありがとう」という気持ちで頂いたお水でお茶を煎じて、お菓子を頂きます。
お茶は、「宇治田原製茶場の京の緑茶くらべ/三種」の中から、「田原みどり」です。
器に並べるのも楽しくなってしまうこのお菓子は、
「伊藤軒×SOU・SOU」の
「SO‐SU‐U・チョコがけカスイテラ」「SO-SU-U・羊羹カステイラ」
「日々・こはく」「銀河系・ラムネ」「拍子木・羊羹」です。
※「伊藤軒×SOU・SOU」のお菓子は、
SOU・SOU足袋/SOU・SOU青山店/SOU・SOUnetshopにて近日中に販売予定です。
また、京都JR伊勢丹地下1階食品フロアでは、販売中でございます。
どのお菓子も、ふと口にした瞬間、懐かしい気持ちに包まれます。
そんな懐かしくも新しい「わらべ菓子」として作られた「伊藤軒×SOU・SOU」のお菓子。
子どもたちも、あれこれ話しながらお茶とお菓子の時間を楽しんでいました。
お茶との相性もとても良しです。
冬至の「陰極まりて陽となす」という言葉のように、
寒さ極まる時期とはいえ、私たちの目には見えないところでは、少しずつ陽の気が強まってきているようです。
美味しいものを頂く楽しみを味わいながら、新しい季節を迎える準備をしたいなと思っております。