一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“日本語を捨てる”
50過ぎのある職人さんとの打合せで、僕が「白、黒、青で展開したいと思うんですよ。」と言ったら「わかりました。ホワイト、ブラック、ブルーですね。」と何故か英語に言い直された。そして「大きさは男性用と女性用を考えています。」と言ったら「あーそうですか。メンズとレディースサイズね。」と言いながらメモしていた。
別にその人は嫌味で言っているのではない。きっと本当にこの手の単語は英語の方が日常生活に浸透してしまっているのでしょう。こういう傾向は今後ますます進んでいくのだと思いますが、なんとなく日本語を捨てていっているという気がして少し残念な気もします。