SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“じてんしゃ旅/金子 楓”
自転車に乗る服装といえば、サイクリングジャージ
な私ですが、思い切って普段着で自転車旅行に出かけました。
「普段着で自転車…大丈夫だろうか」と不安になってしまいます。
なぜなら4~5時間以上も自転車に乗るのだから!
ふと発見したWAKAYAMA800というサイクリングイベント。
今年の8月から2019年3月まで行われています。
和歌山県内のあちこちにチェックポイントが設定され、QRコードを読み込んでスタンプを集めていきます。
(スタンプをたくさん集めると景品に応募できるそうです!)
良い機会なので思い切って和歌山へ!
輪行(自転車を持って電車で移動すること)で大阪の南端まで行き、そこからサイクリングスタート。
せっかくなのでデジカメやフィルムカメラを持っていきます。
自転車はより速く移動するための手段なのに、写真を撮るときには止まらなくてはいけない。
調子よく走っている時にも突然すてきな風景に出くわします。
急がず慌てず、立ち止まって写真を撮る!
そういう楽しみ方を知ったのは、SOU・SOU le coq sportif店長・内村に教えて頂いた本、『ハッセルブラッドの時間』(著・藤田一咲)を読んで。
ハッセルブラッドというクラシックなフィルムカメラで、じっくり写真を撮る楽しみを教えてくれる本です。
著者の祖父は「下駄を履いて歩くとゆっくりだが、散歩にはちょうどいい」と言って、
カメラを持って散歩するときは下駄を着用していたのだそうです。
「下駄で歩くといつもと風景が違って見える」
これは自転車でも同じことが言えないだろうか…?
速さを求めすぎない自転車装備と服装でカメラ旅を楽しむ。
そして幸運にも秋の穏やかな気候。
海から、川沿いを巡って内陸部へ。
はじめての和歌山でしたが、晴天にも恵まれ、
豊かな自然を堪能することができました。
今回は7箇所のスタンプもゲット!
走行距離は結局90kmほどに。
最初はのんびりカメラ旅行…と思っていましたが、だんだんと距離が伸びていき、
日が暮れるまで走り回りました。
無事に帰還!!(帰りも輪行で!)
自転車のモチベーションが上がってきたのでレースにも行ってみます。
秋冬がメインシーズンのシクロクロス。
「くろんど池」のレースは紅葉した林の中で!
琵琶湖畔で行われる「マイアミシクロクロス」の見どころは砂浜。
こちらはカテゴリー3に参戦!
派手なサイクリングジャージにSO-SU-Uで勝負。
最後尾スタートから30番手ほど順位を上げることはできましたが、練習不足なのでヘロヘロな走りで終了…。
レーサージャージでなくても、地下足袋でもレースを楽しめました!
(フラットペダルのピンが地下足袋のソールにうまく食いつきます ※個人の感想です)
自転車旅、いかがでしょう。