そのひと、そのもの / SOU・SOUスタッフ60人のストーリーのある愛用品を紹介
“修理屋オッカーさんの木べら/李 瀟瀟”
▲かかとゴム補修に傾注する中岡(オッカー)
気に入った履物はソールの修理をしながら、長く履きたいですよね。
SOU・SOUの地下足袋もそんな想いでソールの修理を依頼して来られるお客様がいらっしゃいます。
その担当をしているのが“オッカー”さんです。
使用するものは市販されているシューグー。
それと、付属している “木ベラ”。
――どうやって修理しているのですか?
「①汚れを丁寧に除去する;
②すり減った箇所にシューグーを充填;
③付属の木ベラで馴染ませる;
④一晩乾かして、出来上がり!
地味な作業ですけど、一足一足修理していって、
完成させた時は達成感というと大げさですけど、やっぱり嬉しいですね。」
オッカーの道具箱を覗いてみると、意外とシンプル。
ヘラは使い込んでダメになると取り替えるもの。
箱はたまたまあったちょうどいいサイズのもの。
「僕は靴修理のプロでもなんでもないですが、すり減ったかかとを修理してでも、お気に入りの地下足袋を履きたいというお客様には、できるだけ応えたいと思います。この木ベラを使って。」
使い捨ての木ベラはただの消耗品ではなくなり、
修理道具の一つという意識に変わりました。
自分なりに地下足袋を履きこなしている人はかっこいいと思います。
手入れをしながら長く使った履物は、その人との思い出が詰まっています。
くたくたになった地下足袋も、まだまだ一緒に歩ける様になるかもしれません。
大切にしている地下足袋がすり減ってしまったら、ぜひ足袋修理屋のオッカーさんまで。
いつもの木ベラを使って塗っていきます。
(しょうしょう)
2 件のコメント
先日、大好きな京都に行き、ついに主人も足袋デビューしました。メーカーさんではなく、スタッフの方が修理してくださるんですね。なんか、感動です。
大好きなsou.souさんに行くことができ、本当に楽しい京都旅行でした。ありがとうございました。
先日ご旅行中の貴重なお時間でご来店いただき、ありがとうございます!
地下足袋を入れたSOU・装をぜひ楽しんでいただけたら幸いです。
また履き込まれていた地下足袋の修理のご希望がございましたら、
ぜひこちらのページをご参照下さい。
https://www.sousou.co.jp/?mode=f25
来年5月のお越しを楽しみにお待ちしております。