一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“銘菓の旅(26)”
ZOZOスーツの出現によって自分にあったサイズの洋服を簡単に買うことが出来ますね。
洋服屋さんに売れ残りのサイズを無理やり売りつけられるなんてことも減りそう。。(笑)
将来的にはZOZOスタイリストみたいなのが出てきて
「あなたにピッタリの服を選びますよ!」
なんてことになれば面白いな。
僕にはどんな服を選んでくれるかな・・
というわけで本日は日曜日。
ハッサンのコーナーをどうぞ。
--------------------------------------------
第二十六回 桔梗屋「月の雫」
今回ご紹介する銘菓「月の雫」は、甲州名産のぶどうを生のまま使った御菓子です。
ぶどうが旬を迎える秋限定の商品で、数年前に取り寄せようとしたのですが、その年の予約分が終了という残念な結果に。
季節が一巡りし、やっとリベンジできました。
皮が付いたままの甲州ぶどうを一粒丸ごと砂糖の衣で包んだシンプルなお菓子。
外はパリッ、中はじゅわーといった食感で、とっても甘酸っぱい。
見た目も味も和菓子というよりは、洋菓子に近いような・・・。
近年に作られた銘菓なのかなと思いきや、その歴史は江戸時代にまで遡るそうです。
菓子職人が糖蜜を練っている時、ふとした偶然から他の菓子の材料にと用意してあったぶどうが1粒鍋の中にポロリ。
これを拾い上げて皿に載せてしばらくすると、糖蜜の甘い衣とぶどうの酸味が相性の良い御菓子になっていた・・・
という逸話のもとに生まれた銘菓なのだとか。何が幸いするかわかりませんね。
そして、そして。。。
9月の京旬菓も、ぶどうを使っおります!
ぶどうの持ち味とあんこの相性を吟味して作った和菓子です。
ぜひ青山店の茶席にてお試しくださいませ。
■ 桔梗屋
http://www.kikyouya.co.jp/
それでは、また明日。
-------------------------------------------
店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「ぶどうの和菓子」