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平成30年07月23日 月曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“地下足袋の経年変化について/稲垣 正幸”

今回は私の地下足袋コレクションの中から、
だいたい履き始めてから3~5年モノをチョイスして
代表的な「地下足袋の経年変化」について、色々とご紹介したいと思います。

※写真の構図はすべて、左が新品右が経年変化の地下足袋となっています。

★★おことわり★★
・経年変化は使用頻度、体型、体重、環境などで大きく左右されます。
・あくまで一例なので、すべての地下足袋に当てはまるものではございません。



■ 染色の色褪せ(退色) ■
20180721-260A2107 ご覧の通りの色褪せ具合です。ソールとの境目の接着剤も白く目立ってきています。
商品ページ:股付5枚足袋/東山三十六峰


■光沢部の劣化■
ssss インパクトのある金色や銀色も、時と共にくすんで光沢感は失われつつあります。
商品ページ:股付5枚足袋/金襴緞子


■ 黒地の色抜けとラメ部の劣化 ■
20180721-260A2119 黒地は薄くなっていますが、ラメのキラキラ感は意外と健闘していますね。
商品ページ:股付5枚足袋/金襴緞子 夜色


■ 白系のくすみ ■
20180721-260A2129 定期的にちゃんと洗っているんですが、、、白は汚れが目立つのか、ご覧のとおりです。
商品ページ:貼付まつり足袋/素色×煌めき


■ 摩耗、破れなど ■
20180721-260A2131 構造上、どうしても劣化しやすい指先とソールの接着部。

20180721-260A21 コハゼが曲がった時は、私の場合はペンチで修理しています。
かなり丈夫に縫い付けられていますが、取れてしまうと修理できない場合が多いです。

rre インソールの劣化。というか、ズタボロです。。
写真は丸五製ですが、現在のところ交換対応できるのは高砂産業製のみとなっております。

20180721-260A2124 丈夫とはいえ、様々な原因で穴、破れは発生します。こちらはかかと部の穴あき。
修理可能かどうかは、詳細は後述しますが、一度お問い合わせください。

20180721-260A2137 bdsrt もっとも多いのはソールの摩耗。新品と比べると溝の深さの違いは明らかです。
滑りにくさも地下足袋の特徴ですが、こうなってしまうと濡ている地面では危険です。
こちらも後述しますが、修理可能かどうかは、お問い合わせください。



というわけで、、
マイ・コレクションの中から様々な経年変化を紹介させていただきました。
お気に入りの地下足袋はいつまでも大切にしておきたいですが、
やはり形あるもの、劣化は逃れられません。

★ 修理について ★
SOU・SOUでは大切な地下足袋をできるだけ長くご愛用していただくために
店頭のみとなりますが、修理対応をしております。
お手数ではございますが、店舗(SOU・SOU足袋)までお問い合わせください。
※店頭持ち込みは「SOU・SOU 足袋 京都店」「SOU・SOU KYOTO 青山店」にて対応しております。
※修理不可の場合もございます。あらかじめご了承ください。
※修理についての詳細はこちらも併せてご確認ください。

【お問い合わせ】
SOU・SOU 足袋
〒604-8042 京都市中京区新京極通四条上ル中之町583-3
Tel:075-212-8005
営業時間:11:00~20:00
年中無休



★ おまけ ★
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