一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“銘菓の旅<番外編 ─山水會 代表銘菓・中編─>”
ずーっと天然水を飲んでましたが、最近水道水に変えました。
というわけで本日は日曜日。ハッサンのコーナーです。
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番外編 ─山水會 代表銘菓・中編─
前編に引き続き、山水會20周年記念 代表銘菓の詰合せについてご紹介いたします。
中段左:千本玉壽軒「西陣風味」
和服の保管に用いる「たとう紙」に見立てた包みを開けると、中の餡がうっすら透けた白い羽二重餅が。
菓銘が示すとおり、西陣織をイメージしたこの御菓子、モチーフだけでなく、なめらかな口当たりが絹の生地を連想させます。中のこし餡には黒ゴマが入っていて、とても風味豊か。
柔らかい羽二重餅をスッと二切れに分けられるように、予め切れ目が入っている心配りにも感動しました。
中段中:二條若狭屋「不老泉」
この小箱欲しさに何度も買い求めたことがある、二條若狭屋の「不老泉」。
お椀にあけてお湯を注ぐと、とろりと美味しい葛湯が出来上がります。
パッケージは「雪月花」の3種類があり、それぞれお味も異なります。
・雪(松の絵柄):白い葛湯
・月(うさぎの絵柄):抹茶味
・花(花の絵柄):ぜんざい味
抹茶味には鳥の形のあられが入っていて、ぷかりと浮かぶ様子がとても愛らしい。
女子が喜ぶポイントが満載の京菓子です。
中段右:亀屋良永「御池煎餅」
京都市内を東西に走る御池通に面した亀屋良永。その代表銘菓「御池煎餅」は、上質のもち米を粉にして軽く焼いた「麩焼き煎餅」と呼ばれる御菓子です。
屋号を表す亀甲の形に焼き目が入り、醤油が少し加えられた砂糖蜜が刷毛でさっと塗られているので香ばしく、うっすらと甘じょっぱいお味があとを引きます。
軽い食感と口どけの良さも相まって、あと一枚・・・とつい手が伸びてしまいます。
<後編へと続きます>
※このコーナーは毎週日曜日更新です。
それでは、また明日。
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今日の合言葉は 「山水會(さんすいかい)代表銘菓・中編」