今週のおすすめ / スタッフおすすめ!商品紹介
“特別編:Tour de Kyoto 2012『たばた絞り体験レポート』”
今年も田端さんのところで手ぬぐいの絞り体験に参加してきました。
いつもSOU・SOUの手ぬぐいや衣類を絞りで手がけて下さっています。
この方が職人の田端さんです。
昨年、たばた絞りをお客様にもっと知って頂けるよう
2011年Tour de Kyotoのワークショップでご紹介させて頂きました。
昨年の絞り体験レポートはこちら
そして2012 SOU・SOU le coq sportifの春夏新商品でたばた絞りの商品は
こちらのぼうし絞りの半袖Tシャツ(全7種類)
トリコロール色を使ったたばた絞りスウェットとたばた絞り半袖Tシャツです。
今回絞り体験に参加したのは、森本と新人の古川・黒澤です。
まずは傘巻き絞り
青花の点線にそって縫い針を通していきます。
三人一緒にぬいぬい…真剣です。
田端さんのお母さんも一緒になって丁寧に教えて下さいます。布に通した糸をきゅーっと
絞って先を更に糸でくるくる巻いていき、角を作って尖らせます。
次はぼうし絞り
こちらはぼうし絞りに必要な「芯巻き」の作業です。
新聞紙を重ねて隙間の無いように細かく巻いていきます。
森本も挑戦します。
細かく巻いて裁断したものがこちら
少しでも新聞紙に隙間があるとそこから染料が入り、きれいに仕上がらない様です。
この芯巻きの作業を習得するのに二年以上の修行が必要とおっしゃっていました。
田端さんが作られた芯のストックがバケツに大量にあり、この芯の数以上ほど
手や腕を酷使されていることに深く感慨しました。
次は手ぬぐいの絞ったところに芯を入れて糸でしっかり巻き、
その上に更にビニールを巻き上げて、先端まで締めます。
古川と黒澤が括り方を習います。グググっと音が鳴るまで締め上げるのでとても根気と力が入ります。
絞りの工程の次は染色です。色は5種類から選んで頂けます。
染色が終わって染料が乾いたら、今度は絞った箇所をほどいていきます。
傘巻き絞りは開くとこのような感じの柄に
ぼうし絞りはビニールを引っ張るとポンっと音が鳴ります。
出来上がったものがこちら!絞った柄の出方がそれぞれ違うので
世界でひとつだけの手ぬぐいです。
(実際の体験では染めあがったものを後日発送してくださいます。)
最後は田端さんと記念に一枚。田端さんありがとうございます。
日常ではなかなかできない絞りを体験をして、
職人さんの日々の細かな作業の積み重ねで生まれてくる商品に、
丹誠が込められている事を更に肌で感じました。
皆様、これを機会に是非参加してみてはいかがでしょうか。
森本
2 件のコメント
職人さんの丁寧な手仕事に支えられてるんですね。
皆さん素敵な仕上がりですね。
体験してみたいです。
ちぃ舎ん様
コメントありがとうございます。
GWの4/30?5/5までの期間中、絞り体験をしていただくことができます。
詳しい詳細は上記の2012 Tour de Kyotoのバナーをクリックしてみてください。
よろしければ是非ご参加して頂いて、ちぃ舎ん様だけの手ぬぐいをお作りになってみてください!
森本