SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“久しぶりの華展/吉田 優里”
先日の事。京都にいた時に習っていたお華の流派の家元継承と新しく師範になられた先生のお披露目の華展に呼んで頂き、参加して参りました。
久しぶりの華展。
打ち合わせなどする間もなく生け込みはぶっつけ本番です。
自分の作品はさておき、先生方とワイワイ作る合作も懐かしく楽しい時間です。
新家元は32歳。華道の家元としては一番若いそうです。
つい先日は流派が参加している「華包研究会」とSOU・SOUとのコラボも実現しました。
※ 「華包」とは江戸時代の花傳書から伝わるもので色や折り方を季節の花々に合わせ贈答や儀式に用いられてきました。現代の生活空間の花飾りとして、雅に掛け花や置き花として復活させたものです
この屏風の柄が喜堂未生流をイメージしてSOU・SOUがデザインしたカトレアの花のモチーフです。
この日の為に「SOU・SOU 着衣 行(ぎょう)」を新調しました。
京都を離れてこの春で15年。
華道界からはすっかり遠ざかっていましたが、今回諸先生方や新しく仲間入りされた
社中さんと過ごす時間はとても心地良く、機会をいただければまた是非参加したいと思いました。
東京の桜もちょうど今、見頃を迎えています。
朝のお散歩途中の桜。
ついついこういう幹から少しだけ出ている桜の写真ばかり撮ってしまいます。
(吉田 優)