一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“銘菓の旅(7)”
1989年に広島県のセブン-イレブンが仕掛けて全国に広まった“恵方巻き”の様に
“初詣”は明治時代に鉄道会社が仕掛けたものだそう。
へー、知らんかったなー!
伝統行事も“仕掛け”ですね。
というわけで、本日日曜日はハッサンのコーナーをどうぞ。
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第七回 喜仙堂「わらび餅」
和菓子の中でも特にわらび餅に目がなく、いろいろな和菓子屋さんのものを食べ比べて来ましたが、マイベストわらび餅として1位の座に君臨し続けているのが、この「喜仙堂のわらび餅」です。
わらび餅というと、もっちりぷるんとした食感と、たっぷりまぶされたきな粉が印象に残る御菓子だと思うのですが、こちらのはそれとはちょっと異なります。
断面からもわかるように、わらび餅の部分が極薄で、きな粉もうっすら打ち粉程度、95%以上はあんこで出来ているような御菓子なのですが、なんというかこのバランスが絶妙なのです。
薄墨色になるくらい丁寧に漉された餡はとても滑らかで、そのあんこをやさしく包むわらび餅のやわらかさが本当に上品。きな粉の香りも前に出すぎず、ちょうど良い加減です。
よく食レポで「口に入れたら、とろけてなくなってしまいました!」というコメントが出ますが、まさにそんな感じの食べ心地。
販売は本店のみ。生菓子のため当日に頂くのが一番いいのですが、翌日まではなんとかいけると思いますので、ご興味の有る方はお店までお問い合せを。(※個人の見解なので、その旨ご了承くださいませ)
■ 喜仙堂(キセンドウ)
京都府京都市山科区西野大手先町1-14
TEL:075-581-5454
定休日:火曜・第1月曜
※営業時間、定休日等が変更されていることもありますので、予めご了承くださいませ。
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※このコーナーは毎週日曜日更新です。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
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あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「わらび餅」