一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“学生”
10月から非常勤で芸術系の大学の講師をしています。やはり学生は自分と
違ってピュアだなと感じる。うまく発表できなくて泣いてしまったり、グループ
内で意見対立して人間関係に悩んだり……。自分も上手くプレゼンできなく
て反省することはあっても、さすがによう泣きません。違う会社の人とのプロ
ジェクトで意見が対立しても、そんなことは当たり前と思っているから悩むと
いうこともない。それより、どうすればよいかということを考えなければいけ
ない。本人達にとっては真剣な問題に違いないのだろうけど、こちらにして
みたらそれがうらやましくもある。社会に出てしまったら忘れてしまうような
純真な悩みが学生時代にはあると思う。