SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“節分/小林 真以子”
1月も本日で終わり、明日から2月です。
2月といえば【節分】
私にとって、年女・厄年に当たる本年の節分は例年以上に気合が入っております!
その前に【節分】とは何だろう?と思い、改めて詳しく調べてみました・・・
節分とは・・・
私は初めて知ったのですが、【節分】は年に4回あります。
「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日を節分といい、文字のとおり“季節を分ける”という意味を持ちます。
その中でも2月4日の立春は旧暦の新年で、その前日は「大晦日」。1年の中で最も大切な節目でした。
宮中では邪気を祓い清めるために「鬼やらい」という儀式が行われ、寺社では「豆打ち」という行事がありました。その2つがいつの頃からか合わさって、今の「鬼は外、福は内」という掛け声で豆まきを行う風習が完成したと言われているそうです。
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節分の日が待ち遠しい私は、節分祭で広く知られた京都市左京区・吉田山の中腹にある吉田神社へ一足お先に参拝に行って参りました!
手水舎で身を清め、本宮へ向かいます。
まわりには大きな杉の木が立ち並び、樹々の香り漂う石段を登るうち気持ちが清められていくようです。
こちらは鮮やかな朱色が見事な三の鳥居。
本宮前の広場では節分祭の【火炉祭】の準備がされておりました。
火炉祭とは、節分祭の深夜、神社に返納された古札に宿る神々に元の御座にお還りいただくよう、焼き納める神事です。(こちらの大きな竹籠の中でお札が焼き納められます)
厄をはらって立春を迎えるとされています。
参拝を終えもう少し山を登ると、京都の町を見渡せる絶景が広がっており、清々しい気持ちでいっぱいに!
厄除け祈願もすませ、今年も無病息災、元気に過ごせること間違いなしです!
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余談ですが・・・
節分の日は「宝船」の絵を枕の下に敷いて寝ると良い『初夢』(節分から立春の夜にかけて見る夢)を見ることが出来るという言い伝えがございます。
こちらは 伊勢木綿 手ぬぐい/節分 宝船(せつぶん たからぶね)
豆撒きの様子を可愛く表現した、私も大好きなテキスタイル【節分】に宝船の絵が重ねて捺染されている
まさに初夢専用の手ぬぐいです!
こちらの手ぬぐいを枕カバーにするもよし、枕の下に偲ばせるもよし!
私も初夢のために準備は万全!いまからとっても楽しみです。
(小林)