SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“ものづくり~木材編~/高松 奈生”
札幌の実家から初雪観測の便りが届きました。
寒い日の澄んだ空気が大好きな青山店の高松です。
少し前ですが、ずっと作ってみたい物がありワークショップに出かけました。
木工旋盤という機械を使って木材を回転させバイトという刃物を押し当てて削っていくのですが、最初はワークショップのお兄さんがお手本で削ってくれます。
なかなか力のいる作業でしたが楽しくて3時間があっという間に過ぎてしまいました。
段々形になっていきます。
今回のワークショップでは、木曽ヒノキのもの一つと、上の写真の様にチェリー(桜)・ウォールナット(胡桃)・ハードメープル(楓)・オーク(楢)の四種類の木材を自分の好きなように組み合わせて作る寄せ木のもの一つを作りました。
上下ウィンドブレーカーを着せられ大きい眼鏡も付けますが股付の隙間にも木くずが沢山挟まりました。
そして…遂に完成です!!
ぐい吞みセットです。
左は木曽ヒノキで作ったものなので香りがよく日本酒を飲むのにお勧めだそうです。これは父へ。
右はさほどお酒を飲まない母に小物入れにしても可愛いかなと寄せ木の方をプレゼントしました。
実は初任給で両親に何か渡したいなとは思いながら、昔から自分で作れそうなものはあまり買いたくないな作りたいなという気持ちがあり(でもほとんどは結局作らずにただの節約になります)、なかなかこれといったものを見つけられずだったのでやっとプレゼント出来ました。
ずっと笑顔でいてもらえるように笑顔のひめ丈手ぬぐいで包んでプレゼントしました。
ちなみに、平成二年に描かれた"笑顔"のテキスタイルには脇阪さんのこんな言葉が添えられています。
いっぱい笑顔を描いたが
微妙に少しずつ違っている。
その少しの違いでいろんな表情になっている。
あなたもこの笑顔が好きだというのが
あるかもしれませんね。
私はひとつひとつのテキスタイルに添えられている脇阪さんの優しい言葉が大好きです。
みなさまの中にも興味のある方がいらっしゃいましたらこちらのページもご覧ください。