SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“仙人のごはん”
先日、ずっと気になっていたお店へ遂に足を踏み入れました。
大阪の堺にある「銀シャリ屋・げこ亭」というお店です。
営業時間は9:00?13:30頃。
1日500人分の銀シャリが毎日完食されるそうです。
しかもその銀シャリ、80歳のご主人(通称・仙人)が
午前1時に起きる生活で丹念に釜を炊き上げる一品だそうで。。。
それでは暖簾をくぐりお盆を手に取ってスタート。
まずはステンレス台に整然と並んだおかず達。
この時点で早くも自分を制御している何かのメーターが振り切れます。
その青二才の横では黙々と丁寧に玉子を焼き続ける腰の丸いお母さんの姿。
ここは出来立ての一皿をお盆に頂かない訳にはいきません。
やっと一皿載せた安堵感を味方におかず選びの荒行を乗り越えると、
最後にようやく炊き立ての銀シャリとお味噌汁を受け取ってお盆が完成。
艶々とふっくら美味しい銀シャリ
その脇を固める選びに選んだおかず衆
この組合せにはごはんが進むと慢心することなかれ(残念ながらおかわり不可)
箸の進め具合は慎重かつ大胆に。
ここでようやく落ち着いて周りが見えてくるような。
御勘定の際には店員さんの目視でお皿を数える速さにも注目です。
という訳で、最初から最後まで五感に楽しいお店でした。
ご馳走様です。