一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“秋の装い (6)”
”職人は頑固”と言えば聞こえが良いですが、ただ性格が悪いだけの人もおられます。
”良いもん作る為に妥協しない”と言えば聞こえが良いですが、下手くそでうまく作れないだけという人もおられます。
本日はこのアイテムから
”ビーバー開襟かり衣 裏勝り”
イタリア製のビーバー生地を使用。
ビーバーとはあの動物のビーバーのことを指します。
ビーバーの様な毛並みという意味でよく使われます。
アパレル、主に生地屋用語やと思います。
裏面にSO-SU-Uプリントがされています。
表より裏面の方が豪華で勝ってるところから”裏勝り”と表現されます。
これは主に呉服業界で使われます。
他の色
お次はモスリン薙刀四角衣(なぎなたしかくい)
この型をモスリンで作るのは初めてです。
よろこび
畑 大
ほのぼの
無地は三色
お次は綿モダール 小袖莢(こそでさや)
モダールとはブナの木からできた自然に優しい合成繊維です。
特徴は
・肌触りがなめらか
・吸湿、放湿性に優れている
・シルクのような光沢、発色性
・燃やしても有害物質がほとんど出ない
このアイテムとも相性がいい素材と言えます。
他の色目はこんな感じ
お次はモスリン 草衣(そうい)の新柄を
菊 大
ちぎれ雲
これからの季節にぴったりのSOU・SOUらしいアイテムです。
如何ですか。
それでは、また明日。
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店舗でお会計時に、以下に掲載している「今日の合言葉」を
言って頂くと、1ポイント差し上げます。(1日に1ポイントのみの進呈です)
毎日変わりますので、ご注意ください。
尚、これは店舗のみのサービスとさせて頂きます。
あしからず御了承願います。
今日の合言葉は 「モスリンは浜松の名産品」
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4 件のコメント
数年前にこちらのブランドを知り、すっかりとりこになっております。
日本人として、日本らしいものを身に付けたいと思うようになったからです。
最近は海外旅行に行く際にも、着させていただいています。勝手に日本のデザインの良さを伝えるアンバサダー気分です。
ネットショップや青山店を利用させていただいておりますが、今回どうしても京都のお店を拝見したいと思い、来週末京都に行くことに致しました。
お財布と相談しながら、迷う時間も楽しみたいと思っています。
そして、いつまでも大切に着たいと思います。
特に金襴緞子など、古典的な柄が好きなので、これからも楽しみにしています。
原田 珠里様
コメントありがとうございます。
有り難いお言葉も恐縮です。
京都は青山とはまた違った楽しさがございます。
是非お運びくださいませ。
スタッフ一同お待ち申し上げます。
そんな職人さんのお陰でSOU・SOUが成り立ってますと付けてほしかったです。社長に言われたくなぁいと聞こえてきそうですね(笑)
三島の村主 様
コメントありがとうございます。
ご安心下さい。SOU・SOUの取引先にはそういう人は居りません。良い職人を選りすぐってるのです(笑)