SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“夏の終わりに”
キャンプに行ってきました。
バーベキュー、野外の開放感、トンビの鳴き声の素敵な響き。
海からの潮の匂い、波飛沫、晴天の空を期待して。
しかし裏腹に行く前の日から天気予報は近畿全般どこも雨。
けれど発起人の「楽しむぞ?」の一声で決行することに。
結構面白いコトになるかもと甘い感じで出発。
それが人生で二度とない体験になるとは。
大阪からレンタカーを借りて、丹後半島の竹の浜へ。
キャンプ道具一式とジャンベやらの楽器、音響を持ち込んで、食材もたっぷり。
楽しい宴の始まり!・・・のはずが、やはり怪しい雲行き。不安的中!
ここからが壮絶なキャンプの始まりでした。
不安定な砂浜に立てたテント。
持ち込んだサウンドシステムを組んで作ったDJブース。
パラついてきた雨。少しきつくなってきた風はやがて突風に。j
テントが踊ってます。
夜が深くなるにつれ、さらに猛威を奮う風は容赦なく
自然の力の凄さを見せ付けます。
「自然にやさしく」なんて傲慢です。自然は厳しい。
突風で横に転がって行くテントとのバトルです。
雨で濡れた携帯で天気予報を見たら、台風接近中!
そんな中でもタフに鳴り続けるスピーカー。
風に煽られ折れたテントを支えながら。
あの時聞いたThe boomの「風になりたい」は一生忘れなさそう。
ようやく雨風も収まり、憩いの時間が訪れたのは夜の12時。
「皆寝るの早かったな?」と談笑して、元気な馬鹿達で太鼓のセッション。
壮絶な一日がようやく終わりました。
次の日の朝
打って変わって穏やかな気候で波も穏やか。
素潜りで取ってきてくれた(!)サザエが最高でした。
岩場から飛び込んだりして、キャンプらしく楽しい一日を満喫。
皆さんもキャンプに行く際は天候にはくれぐれもご注意を(笑)
ヤマサキ