SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“京都A to Z/李 瀟瀟”
京都に来て三年三ヶ月。
気づいたら京都の本ばっかり読んでいます。
とりわけ、台湾の作家さんが描いている京都に興味津々。
(左)「POPEYE(ポパイ) [お邪魔します、京都。]」2017年7月号,マガジンハウス
(中上)男子休日委員会(2017)『台湾男子がこっそり教える! 秘密の京都スポットガイド―左京区男子休日』エクスナレッジ
(中下)男子休日委員会(2013)『左京区男子休日』自轉星球
(右)Fanyu(2015)『手繪京都日和:與鴨川共同生活的日子們』啟動文化
これらの本物の作家さんと比べて、絵も文章も不調法な私ですが、
フィルム写真26枚で自分なりの「京都A to Z」を作ってみました。
【A】Ajisai:伊勢木綿前の花壇、最近仲間入りした子、小さいながらぐんぐんと!
【B】Bus stop:東山二条のバス停。いつも徒歩で通るが、バス待ちの人にはシルバー率が高い。
【C】Coffee:コーヒー消費量が日本一(2016)の京都、この街にはコーヒーの香りが漂っている。
【D】Dagashiya:駄菓子屋さんきなこ棒が好き。店主のお婆ちゃんがいう「おおきに」も好き。
【E】Emi:この街では、にこにこと小春日和のような笑みによく出会う。
【F】Foreigner:観光に来た外国人が古都に活気を与え、街に溶け込んで、風景の一部になる。
【G】Gozasoro:できたてであつあつ。あんこぎっしり。あなたは白あん派?赤あん派?
【H】Hohohoza:ホホホ座(旧ガケ書房)。1Fは新刊や雑貨。2Fは古書、工芸品など。
【I】Icho:黄葉するイチョウ、紅葉するカエデ、初夏の時期にみんな青かった。
【J】JR station:駅前に立っていると「世の中」が扉の向こうからやってきてくれる感じ。
【K】Kamogawa:川辺の景色を含めて鴨川である。
【L】Laundry:これから梅雨の季節。洗濯物ほとんど部屋干しだろう。
偶に晴れる朝、「ひなたぼっこ」が掛かってていたらいいなぁ。
【M】Morning service:「モーニングサービス」は和製英語だそうだ。
【N】Naryo:京都の夏の風物詩、「納涼床」の季節が今年もやってきた。
【O】Okazaki:岡崎エリアでうろうろする日、〈& noma CAFE〉か〈メメントモリ〉をお邪魔する。
【P】Post:「風景印」や「丸投げ年賀状」などの日本郵政独特なサービスに驚き。
【Q】Quiet:お茶は静かと思いきや、立てるとシャッシャッシャッと茶筅の心地よい音が響きます。
【R】Rokuyosha:刻々と変わりゆく繁華街の中心に、70年近く在り続ける〈六曜社〉。
【S】Shinya café:深夜まで営業しているカフェ。夜更かしが特別なひとときになる。
【T】Tsutaya:京都岡崎蔦屋書店にて気になる〈「未知らぬ音を探して」フェア〉開催中。
【U】Udon:ズルズルズル・・・さっと食べられて、安くて美味しい立ち食い蕎麦。
【V】V pose:日本では写真を撮る時の定番ポーズ。
【W】Wagashi:手のひらにのるほどの小さな世界に、四季を表す和菓子。
【X】Mr.X:河原町の交差点に立つスタチューパフォーマーの白い人。
見かけるたびに、『シザーハンズ』のエドワードを思い出す。
【Y】Yasaka:初・初詣、初・夜桜鑑賞、どれも祇園さんにて。
【Z】Zen:最近、「ちゃんと飯食っているか」とよく聞かれる。
それは、どんな言葉よりも心に届いている。
今度「SOU・SOU A to Z」でも作ってみようかなぁと。
ぼちぼち、お願いします。
4 件のコメント
Facebookをやっていないので、こちらから「いいね」しますね
京都の日常風景を垣間見れて楽しめました♪どの写真も素敵。
京都では小豆あんこを「赤あん」と呼ぶんですね?場所によって呼び方が違うのも(それを知るのも)また面白い
ひらめ様
コメントありがとうございます!
小豆あんこを「赤あん」と呼ぶのは御座候だけのような印象です。
何となく「白あん」と合わせて「紅白」のイメージですかね。
「生活の音」という、いいお出汁が効いているお味噌汁を頂いたような感じです。体も心も温まりました。ご馳走様!
Xiao pen様、いつもありがとうございます!
もっといいお出汁を取れるよう磨いていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。