SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“源氏物語23帖/徳治 千夏”
次女と長男の名前の由来に関して、実は最近までよく知らなかったのですが、
父親に聞いてみたところ、、
英一蝶(1652-1724)
はなぶさいっちょうという江戸中期の画家の絵。
この絵の中にある提灯に書かれたマーク
そして今月の手ぬぐい薫風の中にもそれと同じデザインが、、
あっ
あった!このマーク!!
手ぬぐい 薫風は源氏香之図のデザインです。
「源氏香之図」の図柄は全部で52通りあり、これは源氏物語の巻名からきています。
そしてこのデザインが源氏物語の第23帖 巻名が「初音 はつね」
あたしの名前と一緒!?
この初音という巻名は、物語の中で明石の御方が明石の姫君に送る、
新春に母が子を思って詠んだ和歌、
「年月を松にひかれて経る人に今日鴬の初音聞かせよ」からきています。
そして新春1月産まれの次女は名前が初音になりました。
そして次に生まれた長男の名前を
島流しになったこともある波乱万丈な人生の英一蝶(はなぶさいっちょう)から
頂戴し、英(はなぶさ)と命名しちゃったそうです。
島流しにあっても、俺は泳ぐけどな。
(徳治 ち)