SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“十五夜の宴”
先日、十五夜の宴というイベントを観てきました。
今年で3度目のイベントなのですが、今年は奈良公園で開催されました。
そのイベントは、満月の下のステージにいろんなジャンルの演出家が集まります。
今年はウーアをメインに、大和僧侶の皆様のステージや、雅楽の演奏。
芸術の秋にぴったりでした。
その日は10月の初めにしてはとても冷え込んだ夜で、
みんな防寒着にくるまり、熱燗をたしなむという野外ならではの雰囲気、、。
それだけで楽しくて楽しくてたまりません。
中でも初めて生で聴いた雅楽は、音と衣装が素晴らしく背筋がピンとしました。
日本の伝統、まだまだ知らないものだらけです。
そしてウーアは朝崎郁恵さんと、奄美のうたを歌ってくれました。
バックはドラム、ギター、ベース、パーカッションで
ジャズのようなブルースのようなリズムが刻まれ、その上に民謡が乗ります。
初めて聴く感覚です。
ウーアの独特のしゃべりと奄美の方の言葉のイントネーションや
おかあさん、かおりちゃん(ウーアの本名)と呼び合う2人は
なんとも言えないほのぼの感を生み出し、最高のステージでした。
その日は空気の冷たさが、厳粛な雰囲気をいっそう居心地の良いものにし、
日本の四季や伝統にしみじみ感動しました。
今からもう来年の満月を待ち侘びています、、、。
事務所 畑中