SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“昭和と江戸時代を楽しむ休日/児玉 優子”
大阪在住、児玉優子でございます。
入社してはや3ヶ月、前職までとは違い、平日の休暇が楽しみのひとつです。
休日は近所の市場や商店街で新鮮な食材の買い物を済ませ、正午までに外出するのですが、先日嬉しい発見がありました。
10年以上前に閉店したと思っていた近所のお菓子屋さんが営業されており、思わず駆け込んでみると、、
児:『おばちゃん、いつ再開しはったんですか?』
おばちゃん:『いや、ずっとやってんねんけど、ここ10年くらいは平日の12時から17時までの営業やねん、ごめんな』
児:『いえいえ、わたし祖父母と昔よく買わせてもらってて、もう30年以上前ですけど。
近所やのにすいません、最近開いてへんからやめはったと思ってました。めっちゃ懐かしいです、久しぶりに買って帰ります』
おばちゃん:『せやねん、最近おばちゃん一人やから営業時間中も用事あったら閉めてることもあるねん。』
ここから、おっちゃん(おばちゃんのお父様)の話やお菓子の製造メーカーが変わった話などおばちゃんと30分ほど昔話に花を咲かせ、
おばちゃん:『これ覚えてる?もうレシート出んようなったけど今も使ってんねん』
児:『覚えてる、めっちゃ懐かしいです。おばちゃん、ありがとう。また来るわー』
開店当初から70年使っているレジと、週末に店の前を通るとキレイな貼り紙作ってくださっていたことに感動しました。
昭和感満載の懐かしい量り売りのお菓子たち
一番好きだった動物ヨーテ
おばちゃんに飴ちゃんと新商品のミニラスクまで戴きました。ありがとう、おばちゃん!!
またある日の休日は、こちらに足を運んでみました。
日本一の長さで有名な天神橋筋商店街に位置します『大阪くらしの今昔館』
※天神橋筋六丁目駅すぐ
この日着用していたのは
高島縮 長方形衣(ちょうほうけい)/源(げん) 女性Fサイズ
麻 こしき/紺青(こんじょう) 女性Fサイズ
麻 小袖羽織/濡羽色(ぬればいろ) 女Sサイズ
一切袋 穏(いっさいぶくろ おだやか)/畑 大(はたけ だい)
、 貼付地下足袋/文 濡羽色(ふみ ぬればいろ)
と全身SOU装に身を包み、江戸時代の街並みを散策致しました。
当時のくらしを拝見でき、けん玉や駒遊びなどもできるようになっています。
豪華な宝舟や獅子をはじめ、江戸時代の台所に気分上々!!
この日は9割以上が韓国からのご旅行者、入館までにも列をなしておりました。
スタッフの方に話をお伺いしたところ、韓国のテレビで紹介されたことや、大阪周遊ツアーの一環ということもあり
最近は韓国人のお客様がほとんどとのことでしたので、これは『一石二鳥』とばかりに、江戸時代の街並みを散策しながら韓国語の勉強も兼ねて、沢山の方に話しかけてみました。
사진 한장 좋아요?
(写真撮ってもらって良いですか?)
어서오세요ー!!
(いらっしゃいませー)
韓国語で言うと笑って戴けたので、調子が出てきて
감사합니다ー
(ありがとうございます)
と言いながら、指ポーズを決めてみると周りにいた韓国人の皆さま爆笑でございました。
余談ではございますが、関西人には『ポール牧の指パッチン』を連想させるこの指ポーズ、
韓国では『ハート』を表現していて、最近の写真の定番ポーズでございます。
SOU・SOUにも韓国から沢山のお客様がお越しくださいますので、
これからは、時には『ハートポーズ』でご挨拶も良いもんだと思いました。
SOU装で歩く江戸時代で、思いがけずの韓国語の勉強にもなり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
次の休日は銭湯行って、商店街のコロッケ屋のおっちゃんに会いに行こうと思います!!