SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“顔”
家の本棚にあるこの写真集
鬼海弘雄さんの「ぺるそな」
浅草の人々を撮影した作品です。
初めて見たとき、ググっとひきこまれました。
そんな鬼海さんの写真展が東京都写真美術館で開催されているので
見にいきました。
一つ一つ、作品の題名が独特で、面白いのです。
「日にちを間違え、花火大会だと思って来てしまったという男」
「おしゃれ関係という男」
などなど。
私はだいたい美術鑑賞の際、題名→作品か作品→題名のどっちかの順で
見ますが、この日は、作品→題名→作品(そしてにんまり)と2通りの見方が楽しめました。
モノクロなのに色を想像できたり、被写体と撮っている側との会話が想像できたり
、そして人って飽きないなぁと感じるのでした。
(佐藤)