週刊NEW PEOPLE / SOU・SOUサンフランシスコ店からのお便り
“利休忌”
旧暦の2月28日は、お茶の神様ともいうべき千利休がその生涯を閉じた日。
通常3月末から4月にかけて、利休さんを忍ぶ利休忌のお茶会が開かれます。
先月はジャパンタウンの日米会館にあるお茶室で、お茶会が開かれました。
織部焼の花入れと椿。この椿はなんと「プリンセス マサコ」と言う名前の椿だそうです。
利休が愛した菜の花の形の練り切りをいただいた後、参加したゲストのみなさんが順番に
「あなたの好きな利休のエピソードは何ですか?」を語る、とても楽しいお茶会になりました。
そしてこの日は、ジャパンタウンでは着物を来てお買い物を楽しもう!と言うイベント、
「着物デー」が開催されてました。
(ちなみに着物デーの日に着物を来てSOU・SOUサンフランシスコ店にいらしゃった
お客様には特別割引がございます!)
この日は着物の着付けのデモンストレーションがありました。
とっても素敵に着物を着こなしているお母様と娘さんのコンビ。
母娘でトーンの違う青緑色(花緑色?)でお揃いにしているのがとっても素敵。
お母様の竹の柄の手書きの帯も素敵です。日本人でもなかなかできない着こなし。
久しぶりに利休さん関係の本を引っ張り出してまた読んでいます。
茶人としての功績だけでなく、新しいスタイルの茶室や茶碗の数々を生み出したアートディレクター、
巷の流行の仕掛け人としての利休像も面白く、知れば知るほど奥深い人物だなーと思います。
今利休さんがこの時代に生きていたら、どんなお茶会を開催されるんだろう。。。
(小森 ち)
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