今週のおすすめ / スタッフおすすめ!商品紹介
“SOU・SOU×宮脇賣扇庵 紙扇子”
学生さんの夏休みも始まり、本格的な夏がやってきましたね。
夏のアイテムSOU・SOU×宮脇賣扇庵の紙扇子が活躍するシーズンです。
節電の今年は例年以上にご好評をいただいております。
最近、店頭でよく耳にするのが、「布の扇子はないですか?」といったお声です。
現在SOU・SOUで扱っているのは紙扇子のみです。
実は布扇子よりも優れた点があるのです。
それは・・・
生地の裏側に骨をはっているだけの布扇子に比べて、より高度な技術をようします。
実は紙扇子は3枚の薄い和紙が合わさっており
その内側の芯紙とよばれる和紙を中心に骨を紙と紙で挟んでいるのです。
その結果、竹がよくしなり、しっかり風を起こすことが出来ます。
▲写真は京絞りのホープたばたさん夫婦。
そしてそして、落語家さんが扇子をたくみに使って「パチッ!」と
閉じる場面がございますが、それも紙扇子ならではの音です。
薄い和紙なので親骨とよばれる外側の竹の反りに沿ってピタッと納まる
ことができるのです。
閉じる状態を見比べるとわかり易いですね。
さらに、扇子からのほのかな香りは紙に挟む前の扇骨の先につけてあります。
布扇子には香りがついているものが少ないので、これも紙扇子ならではの
さりげないお洒落ポイントです。
私のお気に入りは『しあわせ(女性サイズ)』。
扇子を開くと四葉のクローバーが浮かんで見た目も涼しげ、
ハッピーな気分になれそうです。
最近は紙より丈夫というイメージからか、布製が主流になりつつありますが、
そのほとんどは中国製。しかしSOU・SOU×宮脇賣扇庵はもちろん国産。
そして粋で実用的なのは断然、紙扇子。
夏のひとときを紙扇子で快適に楽しんで頂ければ幸いです。