SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“えっ、これ全国共通ちゃうの?/新見 奈々”
生まれも育ちも関西なので
関西弁が言葉を使う際の基準です。
なので、全国共通だと思っていた単語が
関西圏外で通じなかった時は少しショックだったり。。。
今回は「関西人(というか私個人ですが)が
てっきり標準語だと思っていた単語」をご紹介しようと思います。
関西圏外にお住まいの皆様、分かりますでしょうか?
関西人は日常的につかっています。
例えばこちら。
意味:じゃんけん
使用例:いんじゃんしようや
じゃんけんする際の掛け声は
「じゃんけんほい」が標準らしいですが
関西では(主に大阪)
「いんじゃんほい」です。
意味:恵比寿神
使用例:今年もえべっさん行こか〜
神様に対して
まるで友達のような呼称も
関西人ならでは…という感じですね。
ここでいう、えべっさんは
関西では毎年冬に行われる
「十日えびす大祭」を指します。
商売繁盛・家内安全・交通安全の
ご利益がある祭礼のことです。
意味:ものもらい
使用例:めばちこ出来て痛いわぁ…
これこそ全国共通の言葉だと思ってました…
意味:青あざ
使用例:しかも青たんもできて痛いわぁ
目にも耳にも痛々しい青あざも
関西弁にかかれば
なぜか一気に可愛らしい響きに…
他にも色々ありましたが
地方独特の言葉って面白いと改めて思いました。
SOU・SOUスタッフは関西人だけではありません。
北は北海道、南は鹿児島
全国津々浦々です。
誰が何処の出身なのか?
こちらの記事で少し分かります。
お時間がある方は是非ご覧くださいませ。
ちなみに
日本の方言は16種類に分かれるそうです。
とは言え、同じ種類でも地域によって微妙な差が
きっとあるのでしょう。。。
小さな島国でこれだけ分かれるとは
なんとも不思議です。。
関西弁、もちろん関西弁以外でも
他に面白い方言があれば是非とも知りたいです。
6 件のコメント
娘が1歳~6歳の間、主人の転勤で京都に住んでいました。親は普通に標準語(この表現は違和感ありますが)ですが、娘だけが幼稚園に入った途端京都弁に。京都弁は優しいですね。ペットの話なのに「食べはる」というので「ペットに敬語??」びっくりしました。他に「こら」が「子供たち」、「水くさい」が味のことだったり、表現の違いを探すのが楽しかったです。めばちこ、あおたん、懐かしいです(^^)
きくりん様
コメント頂き、ありがとうございます。
『ペットの話なのに「食べはる」というので「ペットに敬語??」びっくりしました。』
上記の内容に私も共感しました。京都弁は優しいですね。
私は大阪の生まれですが、大阪と京都でも少しずつ違ったりしますので面白いです。
今回ご紹介したのは、ほんの一部ではございますが、
楽しんで頂けましたら幸いです!
方言は、お国の宝と言われていますよね。関西の方とお話しをすると「しはる」というフレーズを必ず耳にします。とても柔らかな言い回しで、いつも心地よさを感じます。ずっと昔、「田んぼ」を青森では「田なぼ」ということを教えてもらったカルチャーショックは、今も鮮明です。厳しい冬を辛抱強く乗り切った、そんな力強さを感じます。方言には、そうしたその土地の気候や生活の匂いがします。大事にしていきたいですね。
Xiao pen様
コメント頂き、ありがとうございます。
「しはる」は関西人独特の方言ですね。私もよく使います。
「田なぼ」は初めて知りました。
ことば一つで、その土地の背景が分かるというのは凄いですね。
東北の方言も面白そうなので、また調べてみようと思います!
関西に住んで5年くらい経ちますが、いんじゃん知りませんでした!「いいんじゃん」(いいんじゃない?)のことかと思いました。
こちらに来て微妙なニュアンスがどっち??って思うこともありましたが最近はなくなってきたかな~と思います。
わたしは、男前・別嬪を頻繁に使うことにもけっこうびっくりしました。(意味は分かるけど口に出したことがありませんでした。)
ことばって楽しいですよね。
anzai様
コメント頂き、ありがとうございます。
「いんじゃん」は関西の中でも限られた地域で使用されているそうです。
全国とは言わずとも、関西では共通言語だと思っていたので
「いんじゃん」が通じる地域がかなり限定されている事に驚きでした。
『男前・別嬪を頻繁に使うことにもけっこうびっくりしました。』
上記の内容は全く意識したことがなかったですが
思い返してみると確かにそんなような気もします。。
関西以外の言葉を知っている方ならではの視点ですね…!