週刊NEW PEOPLE / SOU・SOUサンフランシスコ店からのお便り
“PRIDE パレード”
京都といえば祇園祭が有名ですね。そしてサンフランシスコが一年で一番盛り上がるお祭りといえば、
6月末のPRIDEパレード。LGBT(ゲイ、レズビアン)のお祭りで毎年数百万の見学客が参加する大イベントです。住人の8人に一人がゲイと言われているサンフランシスコではアパレル業界はもちろんのこと、銀行等の大手企業や政治家もゲイコミュニティーの支持がなければ成功しないと言われています。この日は町中がアメリカ国旗の代わりにLGBTのシンボルであるレインボーフラッグでいっぱいに。
GAPの本店のウインドウも、この日にあわせてレインボー色!2日前にニューヨークで同性婚が法律で可決されたこともあり、今年はさらに盛り上がりを見せてくれました。
お祭りに花を添えるドラッグクイーンのお姉様たち。
フェイスブックのLGBTの社員さんたち。さすが社長が20代の若さでノリにのっている企業だけあって偏見がなく働きやすそう。
レーザーラモンみたいなお兄さん達が100人単位でやってくる、すごい光景。ビール会社Millerがスポンサーになっています。
グーグルの社員さんたちはレインボーの風船を持って登場。
消防士さんたちは消防車で。それにしても男より男らしいお姉さんばっかりだなー。
サンフランシスコ市のゴミ回収スタッフもレインボー色のゴミ箱を背負って登場。いつもおつかれさまです。
離婚率が50%を超えるアメリカでふと周りの友人を観察してみると、10年以上連れ添って、一緒に家をもって、子供も育てて。。。という長続きカップルは意外にもゲイの友人ばかり。アメリカの離婚率の高さを救うのは同性婚だけかも?
連邦レベルで同性婚を認めることになるかは来年の大統領選の大きな争点になるかと思いますが、「自由の国」のアメリカが本当の意味で自由になるのは、彼らの権利が同等に認められてからなのではないでしょうか。
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