SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“茶道文化検定に初挑戦!/李 瀟瀟”
今年の誕生日に茶ガールから心響く一首をいただきました。
「その道に入らんと思ふ心こそ我身ながらの師匠なりけれ」
利休百首歌です。
【解説】学ぼうと思うその心こそが、これから深く学んでいく上での師匠として、自身を導いてくれる。
ちょうどお茶を習い始めてから半年頃のことでした。
先生に色々なお手前を教えていただきましたが、お稽古だけでは十分勉強できないような事がたくさんあると感じております。
そこで、よし、学ぼう!という気持ちと初めて向き合い、
まず、茶道文化の知識を体系的に学ぼうと思って---
【第9回茶道文化検定】4級・3級を併願で受験する事に決めました!
この検定はお点前の手順などについての出題は無く、
①茶のこころ、②茶の歴史、③茶事・茶会、④茶道具、⑤茶室・露地
の五つの分野から設問しています。
テキストを読むと、分からない日本語いっっっっぱい!!
【灰被(はいかつぎ)】【熊川(こもがい)】【禾目(のぎめ)】・・・
読み方の問題は過去問にもよく出ているので、辞書が手放せない受験勉強でした。
いよいよ受験本番!!
4級は午前から!
SOU・SOUスタッフにはピースオブケイク!
笑顔で「4級行けそうです!」と早々に会場を後にしました。
余った時間を有効活用して、午後の3級に向けてギリギリまで勉強していました。
「顔が真剣過ぎる!」と一緒に3級を受験されるこちらの方---
ヨユーなようです。
流石!!
3級の最終問題は、なんと霜月のテキスタイル「織部」についてでした!
私は常に何か新しい刺激を受けたい、常に何か新しい知識を吸収したい質なので、
今回はとてもいい経験になりました。
皆様も、茶の湯への新しい扉を開いてみませんか。
2 件のコメント
ニーハオ!貴女が、日本の良さを発見して、紹介してくださると、嬉しさと自分の無知に恥じ入ります。文化面においてこの国は、貴女の故郷から多大な影響を受けており、いい味に自己流に仕上げているのが素晴らしいと思います。これからも、貴女の切り口で日本についてのお話しを綴ってください。清多保重身体。
Xiao pen様
ニーハオ!
コメントありがとうございます。
お茶の習い事でショックを受けました。
数百年前に中国から日本に伝わったお茶の文化は、日本人によってずっと豊かに発展させて、
世界に日本独特の美意識、「道」、文化として映っています。
このような、中国で消失しつつある文化が日本で豊かに発展また伝承された点は非常に興味深いので、
今後も色々吸収させていただきたいと思います。
Xiao pen様、寒さ厳しき折、くれぐれもご自愛くださいませ。