SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“SOU・SOU×吉村和菓子店/橋本 真紀”
亀屋良長さんの新ブランド・吉村和菓子店のムック本が出来ました!
・からだにもこころにもやさしい京菓子を簡単に作れるレシピ集
・和菓子をもっと楽しむための菓子皿
をコンセプトに立ち上げられたSOU・SOUとのコラボレーション企画。
まずは、菓子皿について。
2枚で四季が感じられ、乗せる御菓子によって表情の変わるデザイン・・・ということでこの2柄を作りました。
御菓子を配置したらどんな風に見えるか、グラフィック上でシミュレーションもしました。
こんなふうに“秋晴”の方を隠すように桜餅を乗せると春の景色に
お皿の向きを変えて“春霞”の上にさつまいもとかぼちゃの茶巾しぼりを乗せると秋の一皿になります。
菓子皿の図案が決まると、次はレシピに載せる和菓子のラインナップを詰めていきました。
「簡単で、からだにやさしい素材を使っていて、季節を感じられるもの」というお題の元、吉村和菓子店の店主・吉村由依子さんが試作に試作を重ねた12種類の和菓子。
事前にライターの内藤恭子さんとレシピの細かい打ち合わせやスタイリングを決め
撮影当日を迎えました。
撮影は、お馴染みイケメンカメラマンの中島さん。宝島社の船津さんも東京から駆けつけられました。
そして、八代目当主・吉村社長も奥様のサポート役として終日立ち会われました。
自らお菓子を切り出し
撮影風景を記録し
時にはそっと陰から見守り
でも、やっぱりちょっと手直しせずにはいられず・・・
ご夫婦の二人三脚振りが伺える和やかな撮影でした。
撮影当日、私は不覚にも体調不良で朝から何も口にすることが出来ず、ふらふらな状態で現場入りしてしまったのですが、醒ヶ井の水と「おひさまの錦玉(フレッシュなトマトとオレンジの寒天)」をひと口頂くと、なんだかとてもスッキリとして、その日一日を乗り切ることができたのです。
食べ物の力ってすごいなぁと改めて思いました。
レシピに載っている12種類の和菓子は、試作段階で全て味見をさせて頂いたのですが、本当にやさしいお味で、これならきっと毎日食べても飽きないだろうなぁと思いました。
簡単に作れるように熟考されたレシピですので、是非ご家庭で作って頂ければと思います。