一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

平成23年04月13日 水曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“ギャラリーしつらい 特別編”

京都SOU・SOUしつらいの間、亀屋良長さんによる月替わりの和菓子、
弥生(3/1?3/31)のテーマは「おひなさま」でした。
御銘:引千切(ひちぎり)
20110411-ohinasama.jpg よもぎを入れた外郎(ういろう)生地の台にカボチャバター餡をのせました。
台と餡の境い目にはカボチャの種も入っており、食感にカリっとしたアクセント
があります。
「引千切(ひちぎり)」とは平安時代、宮中の参内者に
白餅の真ん中をくぼませ餡玉をのせたものを与えていたそうですが、
人手が足りない時に餅を丸める手間を省くために引きちぎったのが
始まりだそうです。
また、よもぎにはその強い香りに邪気を払う力があるとされ、
健やかな成長を願いひな祭りのお菓子に用いられたそうです。
街を歩けば満開の桜に目を奪われますが、足元を見れば
道端に可憐で力強い小さな草花も、色とりどりの花を咲かせています。
その凛々しい姿から元気をもらって、たくさんの人が、
少しでも晴れやかになってくれれば、と願わずにはいられません。
*  *  *
東京で、私がとても好きな桜があります。
有名なので、ご存知の方も多いと思います。
駒込にある六義園の枝垂桜です。
20110411-rikugien.jpg 20110411-sakura.jpg 降りそそぐように咲く桜は、風が吹くとさわさわと枝が揺れ、
その佇まいの美しさは、ずっと眺めていても飽きません。
私はこの日、自力マジック足袋を履いて行きましたが、
ソールが薄いので、やわらかい土、庭石の硬さ、木の根っこなど、
様々な感触を足の裏で感じることができ、思いの外楽しかったです。
null 小石川後楽園とともに江戸の二大名園に数えられているこの日本庭園は
枝垂桜以外にも、木瓜の花が可愛らしく咲いていて、
ちょっとした山や立派な池もあり、のんびり散策するのにおすすめです。
四季折々色彩が移り変わるお庭を眺め、一息ついて、
そして、また次の日から元気に頑張ろうと思うのです。
(竹内)

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