SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“暑中お見舞い申し上げます。/椿 美樹”
日本には、「暑中見舞い」という文化があるのは皆様ご存知かと思います。
夏の暑さが厳しい時期に、
日頃会えない知人やお世話になっている人に安否を伺ったり、
近況報告をすることです。
家を訪問することもありますが、
現在では手紙やはがきといった形で送ることが主流のようです。
私自身、暑中見舞いという言葉は聞いたことはあるのですが、
実際に送ったことはありませんでした。
ならば書いてみよう!
「SOU・SOUの名物裂」
その中から、気に入ったテキスタイルを抜粋して
自分なりにアレンジしてみました。
まずは「大暑」
この時期にぴったりなテキスタイルです。
氷梅風の花をちょんちょんと。
にょきっ
筆ペンでさらさらと定番の句を書くと、
一気にそれっぽくなりますね!
次に「立秋」
時期は少し早いですが、
涼しげな青がお気に入りなので選びました。
ざっくりと線を描きます。
筆独特の“かすれ”が好きです。
あとは相手の事を思いながら文章を考えます。
画材はアクリルガッシュと筆ペンを使用しました。
暑中見舞いは立秋の頃(8月7日頃)までに送るのが良く、
立秋以降は「残暑見舞い」になります。
年賀状なども含め、日本には残しておきたい文化が沢山あるなあ、と感じた次第でございます。
(椿)