SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“手紙の第一要件は、あて名をまちがいなく書くこと。/溝川 祐美”
文月に入りました。
文月の語源は、短冊に歌や字を書き、書道の上達を祈った七夕の行事からきたともされています。
そんな中、図らずも字を書く”手紙”の小説を読みました。
三島由紀夫の『三島由紀夫レター教室』です。
職業も年齢も異なる5人の登場人物が繰り広げる様々な出来事をすべて手紙形式で表現した小説です。
今の時代、手紙だけで進んでいくなんてことは到底ありえませんが
ちょっと手紙を書いてみたくなる。そんな一冊でした。
今の季節だけでもお中元や暑中見舞いなど、
日本には季節のご挨拶のタイミングがたくさんありますので
そこに少しの言葉と、SOU・SOUテキスタイルを添えると良いのでは。
と、スタッフながら思うところです。
SOU・SOUにも色々な場面でお使い頂けるアイテムがたくさんございます。
もし何かの機会がございましたら参考にして頂ければ幸いです。
◯つらつらと手紙を書きたいときに
手紙を書くとなればやっぱり便箋。(パックレター)
涼しげな青が今の季節にぴったりなのおおらかりどりをチョイス。
お礼をお金で返すときにぴったりサイズの一筆箋。(一筆パックレター)
手ぬぐい(写真はヒメ丈)や、練り香など
何かと一緒に送る際はテキスタイルの入った封筒で。(和紙袋)
ちょっとした贈り物にも一言忘れずにしたいものです。
>SOU・SOU×学研ステイフル商品一覧
◯一言と共に絵も添えて
(平成28年度 テキスタイルデザイン at在釜)
(月次絵 at青山店)
在釜でお出ししている『和菓子になったテキスタイルデザイン』
青山店茶席でお出ししている『京旬菓』
そのお菓子の下に置いておりますテキスタイルは葉書になっておりますのでお持ち帰り頂けます。
その月・その場所でお菓子をお召し上がり頂いた方にしか手に入らない、実はなんとも贅沢な一枚です。
持ってかえるもよし。ですが
京都の旅の思い出を誰かに伝えるべくポストに投函してみるもの良いのではないでしょうか。
お店には来れずとも、テキスタイル原画絵葉書セットの販売もございます。
◯もらった手紙は化粧箱にいれて
(鯉のぼりの化粧箱は以前のノベルティで非売品でございます。あしからずご了承くださいませ)
書く以上に保管に悩むもらった手紙。
化粧箱に入れたり、文箱ならぬ木箱に入れてみたり。
わざとざっくばらんに入れて
たまに開けるとついつい読み返してしまう、
ちょっとした宝箱のようです。
◯SOU・SOUから皆様へのお手紙ならぬ『お便り』
毎月月替わりでお渡ししている『SOU・SOU便り』
商品の事や、お菓子の事。。
コーディネートの参考にもなるかと思います。
インターネットに疎い自分の母親にも、毎月届けてあげようかな。。
みなさま是非SOU・SOUからのお手紙、お受け取りくださいませ。
三島由紀夫先生は文末で読者に向けて
手紙を書くときに大切な2つの事をこう書いています。
大切なのは、まず
あて名を間違いなく書く事。
もう一つは
相手はまったくこちらに関心がない、という前提で書きはじめなければならない事。
まあそんなものですよね。
それらをしっかり心得て、私も久しぶりに書き始めることとします。