SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“帯いろいろ/石田 明日香”
最近、和裁を習い始め、朝晩運針の練習に明け暮れているイシダ(ア)です。
(あ、ちなみにONE PIECEタイムは夜です。私も典型的なB型のようです。)
さて、7月に入り京都ではコンチキチンのお囃子が街中から聞こえ、
その音色にわくわくが止まらない日々が続きます。
(二年前の宵山にて/なんだかか女子な福田と意外と顔が小さく7等身の瀬野)
ゆかたみたてもいいですが、お祭りといえばやはり浴衣!
浴衣を着ると楽しさも倍増です。
私が一番好きなのは雪花❄❄❄
夏がきて、雪花の浴衣が着られることを飽きること無く毎年楽しみにしております。
浴衣着るのってめんどくさい、帯結びがむずかしいとおっしゃる方もいらっしゃいますが、
10分あればささっと着ることも出来ますし、なんたって帯を結ぶのが楽しいのです!
SOU・SOUでは、3種類の素材の帯をご用意しております。
其の壱/ポリエステル・・・お求めやすいお値段ですので、浴衣しか着ないという方にオススメです。
〈あやめ結び〉
〈糸巻き結び〉
其の弐/正絹・・・お着物にも合わせて頂けますので、お着物もお召しになる方にはオススメです。
そして一番締めやすいと思います。
〈角出し風結び〉
〈短冊結び〉
其の参/麻(からむし)・・・見た目にも涼しげで粋。お値段は一番張りますが、
この麻独特の色合、風合いはとても良いので私は大好きです。
〈貝の口結び〉
〈浪人/さむらい結び〉
私個人の考えですが、帯とは着物(浴衣)がはだけないように結んでいるものと思っています。
なので、極端に言えば帯が解けなければ、好きなように結べばいい。
(歳相応というのはあると思いますが・・・)
しかしそこに美を生み出すのが先人たちのすごいところ。
そういえば、鍵のなかった時代に組紐結びを鍵代わりにしていたという話しも聞いたことがあります。
合理性と美しさを兼ね備えていているとは……恐れいります。
基本的な結び方はありますが、それらをどんどんアレンジすれば自分だけの結び方、
もしくは一期一会な結び方ができるかもしれません。
結び方は本、インターネットなどで調べると沢山でてきますのでご自身にあったものをお選び下さいませ。
*上記書いている結び名は、個人的に付けた名前もございますのであしからず。
ちなみに、SOU・SOUで扱っている帯に上下はないのですが、
この二枚の写真どちらの方がよく見えますでしょうか。
左の方がすっきりと見えませんか?
ポリエステルの帯なら子持ち縞が、正絹・麻の博多帯なら華皿が、
上にくるように結ぶことをオススメします。
すっきり効果ありですよ!
浴衣に興味が湧いてこられたなら、是非見にいらしてくださいませ。
只今繁忙期につきお仕立ての納期が通常2週間のところ、
3週間ほどお時間を頂戴する場合もございます。ご了承くださいませ。
お急ぎの方はプレタもご用意しておりますので、ご検討頂ければ幸いです。
浴衣を着て、夏を楽しみましょう!