SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“五円玉”
先日とある番組で外国の方が5円玉を差して
「どうしてこのお金だけ数字がかかれていないの?」と質問をされていました。
え!?
お財布の中を確かめてみたら、ほんとに5円玉だけアラビア数字で書かれていません。
理由は
5円玉がデザインされたのは昭和24年=終戦から4年後で、当時としてはまだ漢数字が基本で硬貨の標記にアラビア数字を入れる必要性を感じなかったからとのこと。
(5円玉の重さは3.75g、かつての1文銭の重さと同じで昔のお金を引き継いでいるからとの説もあります。)
そして補足としてなじみのある絵柄にも意味が!
稲穂は「農業」、
真ん中の穴の部分は歯車で「工業」、
下のラインは海(波・水平線)で「水産業」をあらわしたデザイン。
戦後日本が3つの産業の発展することを祈ったものといわれています。
「おお--!」とテンションがあがりました。
きっといつも見ているのに全く気付かないもの他にもいっぱいありますね。
(山本)