SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“機能美 /高橋 雄二”
突然ですがSOU・SOU在釜(ざいふ)の茶席ではオープン当初から京都・開化堂(かいかどう)さんの茶筒を使用しています。
創業明治8年、現在も全ての工程を手作業で作り続けておられ、ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、気密性に優れた機能に加え、すっとしたシンプルなデザインが印象的な茶筒です。まさに機能美!(この極限まで装飾を省いた形が生まれるまでにはおよそ130もの工程があるそうです!)
手前の銅にホット用のコーヒー豆・奥の錻力(ブリキ)にはアイス用と分けています。全て200g缶(青山店茶席も同様)。
たまにメンテナンスを兼ねてお店に伺うのですが、(落としたりして(すいません!)蓋が降りにくくなったりしてくるので調整をしてもらいます)先日、調整待ちの間に気になる商品を見つけてオーダーをしました。
在庫状況によってはその場で持ち帰る事が出来ないので誂えてもらいます。
そして待つ事約1ヶ月・・・丁寧に包まれた商品。中身はわかっていてもワクワクします。
香入れ用の茶筒です!
(大きさ比較)
見た目でもわかりますが、同じ銅でも(左は新品、右はおよそ七~八年程経過)月日を経て、使うたび、人の手の脂によって深みを増し、経年変化を楽しむ事が出来ます。
ちなみにブリキはこんな感じにマットな黒に変わっていくそうです
そんな開化堂さん。先日オープンされたばかりのカフェに行ってきました!(場所は河原町七条)
改装された古いビルは重厚でカッコ良い造り、モダンながらも温もりのある雰囲気です。
奥には広々とした開放的なテラス席もあり、とても良い雰囲気でした。
SOU・SOU在釜の茶席も水屋やカウンターテーブルに「銅」が使用されており、これまでご利用くださった多くのお客様によって絶賛経年変化中。さらに味わいのある深い色に変化していくのも楽しみです。
これからの季節はひんやりした感触も楽しんで頂けます(笑)
(SOU・SOU在釜 茶係り 高橋)
2 件のコメント
おはようございます、ふじこです。銅いいですよね!銅に生える錆で「緑青」がありますよね、最近それをネイルにおとし込んでみたら素晴らしくきれいな仕上がりになりました(*^^*)あの鮮やかなエメラルド色はとても錆とは思えないです・・・銅の経年変化が楽しめるテーブルも素敵ですね(>u<)京都に全然行けてないのでめっちゃ行きたくなりました〜〜!!!
ふじこ様
いつもSOU・SOUをご愛顧くださいましてありがとうございます。
また、ふじこ様に、こちらの日記にも反応頂けて嬉しいです!
緑青のネイルですか!さすがです(渋い!)
そうですね、しばらくタイミング的にお目にかかれていないので
またの機会を楽しみにしております。