SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“わかもの”
バイトが終わった 汗もかかず終わった
ビールを飲む価値もない 夜にさよなら乾杯
(「悲しみは地下鉄で」歌詞より抜粋)
ある日「自分はこのままでいいんだろうか」と、思うことがあります。
でもきっとそれはわかものが誰でもかかる病気みたいなものです。
自分も例外にもれず、たまにポカンポカンと考えます。
そんな折、昨年12月某日京都のクラブMetroにて行われた
『短編映画「悲しみは地下鉄で」完成披露試写会』のイベントにて
上記の歌に会いました。
「悲しみは地下鉄で」という楽曲にミュージックビデオとして、
劇団ヨーロッパ企画の永野宗典氏が、監督・脚本・主演を務め作製した
短編映画のおひろめ会だったわけです。両名京都を拠点に活躍している
方々ですがしかし、私はほぼ名前ぐらいしか知らずの参加。準備無し。
冒頭の歌の序盤に、見事に打ちのめされました。
バイトが終わった 汗もかかず終わった
ビールを飲む価値もない 夜にさよなら乾杯
あぁ、みんなこんな おんなじようなことを考えながら生きているんだなぁ
と、ぐーっと涙が出そうになりましたが、歌っている本人は面白な方でしたので
なんとかこらえました(笑
若いうちなんて、将来も見えないし、お金もないし、何もなくて
情けなくて泣きそうになるけど、それは将来に絶対無駄にはならない時間を
きちんとかさねているしるしでもあるんだなァ・・・とか今さら思って、
なんだかじーんとしてしまう年末でございました。
明日どうなっているのか、来年は5年後は10年後は…
気持ちばかり焦る日もありますが、今年も一生懸命な1年にしなくては
と思います。
(尾崎)