一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

平成28年03月08日 火曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“浮世絵の中の豆絞り/長沼 ふみ”

展示『歌川広重の旅 平木コレクション 保永堂版初摺でたどる東海道五十三次』へ

行ってきました。




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色あせない、きれいな青

雪景色の空気感

山の描写

どれも素敵でした。




五十三次の中の一カ所

「鳴海」では絞り染めを売るお店が描かれています。




江戸時代、土地が農業に適さなかった有松や鳴海では

知多や三河木綿を使った絞り産業が発展しました。

東海道を往来する旅人へ、手ぬぐいにして売り

おしゃれ!と大人気となりました。




SOU・SOU×有松鳴海の手ぬぐいを絞っていただいている張正さんでは

広重の浮世絵に出てくる豆絞りの手ぬぐいをもとに昭和30年ごろ

研究と試行錯誤を重ね、現在の豆絞りを生み出されたそうです。

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季節問わず人気の豆絞りですが、そんな背景があるとは、、!

美術館で思わず「豆絞りを探せ」をやってしまいました。




広重の浮世絵に思いをはせると

絞りがより一層魅力的にかっこよく見えます。

旅のおともに、豆絞り!

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