一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“今週の写樂(90)<亀屋良長/藤田怜美さん>”
今週の写樂は、京菓子の老舗 亀屋良長の新人、藤田怜美さんです。
新人と言っても、ただの新人ではありません。
彼女のプロフィールをご紹介いたします。
1983年12月13日生まれ(26歳) 秋田県能代市出身。
学生時代、ケーキ屋さんで並んでいるケーキを眺めているお客さんの眼が輝いているのを見て、パティシエになるのを志す。
辻製菓専門学校卒業後、同校フランス校進学、アルプス地方にあるショコラティエ「Ala Jaysinia」にて半年間研修。
帰国後、南青山「レ・クレアシヨン・ド・ナリサワ」でパティシエとして2年勤務。
再びフランスに渡り、バスク地方にある2ツ星レストラン「Les Pyrenees」で半年、パリの2ツ星レストラン「Le Relais Lois ⅩⅢ」でシェフ・パティシエとして2年半勤務する。
その後、ホテル、ブーランジェなど数店で働く。
パリで行なわれたコンテスト(Championnat de monde de dessert)で決勝進出、4位入賞。
そんな折り、パリで行なわれていた和菓子の研修会に参加した際に、生菓子を見て衝撃を受ける。「自分が本当に目指したかったのはこれだ!」と気づき、即帰国を決意。
早速京都に赴き、京菓子司 亀屋良長にて和菓子職人としてスタートする。
つまり、本場フランスで2ツ星レストランのシェフ・パティシエをやっていたのに、和菓子の素晴らしさに気付き、帰国して亀屋良長さんに入られたということだそうです。
今は一から和菓子の修行中ということでしょう。
亀屋良長の職長と。
帽子をとったらこんな感じ。
ちなみに、ほぼスッピンだそう。(いつもだって)
今時めずらしい感じの女性です。
藤田さんみたいな人が和菓子の世界に入られたら、きっとおもしろい御菓子が出来そうです。
これから亀屋良長さんと洋風の和菓子を作っていけたらなーと考えています。
それでは、また明日。
2 件のコメント
京の和菓子の番組で拝見した時、すごく、好感が持てる顔をされてると思いました。
輝きを感じましたし、これから先、未来からの提示を受けて伝統を
息づかされるのだろうと感じました。
魅力的な方です。
高柳晴康 様
コメントありがとうございます。
二条川端に彼女のお店もありますので宜しければ是非。