一期一絵 毎日更新!SOU・SOU読本

平成28年01月26日 火曜日号

SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記

“露地を歩みよる様な、ワクワク感を/平木 雄一朗”

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 着衣の庭 - kikoromo gardens -




着衣玄関脇に打たれた、幅 25cm × 奥行 5m の犬走。枝垂桜が葉を落とす、冬の時期。
この狭い空間に緑を挿入し、露地を歩みよる様なワクワク感を花遊小路で表現。

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- planning -

1. ラフスケッチ
2. 5mの鉢設計 長いので3分割の作成指示。
3. 着衣玄関脇の鉢 模型
・当初は鉢高さを 20cmで設計 → 10cmに変更。
・素材は檜、傾衣・在釜同様エッジを効かせた仕様。

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実寸大の鉢と掌の比較。ほとんど土、入っていません。笑

- plans plan -

1.wood

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※上段から(左→右へ順に)

・シマトネリコ Fraxinus griffithii(常緑高木)5〜6月に小さな花を多数つける。
・ニシキギ Euonymus alatus(落葉低木)紅葉が見事で世界三大紅葉樹の一つ。
・ナンテン Nandina domestica(常緑低木)葉は生薬とし、解熱・鎮咳の作用がある。
・シラカシ Quercus myrsinifolia(常緑高木)樹皮の黒さから「くろかし」という名も。
・ヤマボウシ Cornus kousa(常緑高木)落葉高木が一般的ですが、常緑ヤマボウシを植えています。
・イロハモミジ Acer palmatum(落葉高木)世界三大紅葉樹の一つ。あと一つは、ここにありませんが、「スズランノキ」とされます。

2.grass(ground cover plants)

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・リュウノヒゲ Ophiopogon japonicus (常緑多年草) 夏に小さな花が咲き、青い実をつける。
・ヒメススキ Miscanthus sinensis(多年生草本)夏から秋にかけて、花穂をつける。
・セキショウ Acorus gramineus(多年生草本)根茎は薬草とし、神経痛や通風の効能をもつ。
・ツワブキ Farfugium tussilagineum(常緑多年草)花言葉は、「困難に負けない」
・トクサ Equisetum hyemale  茎のザラザラを、研磨として用いられる。
・シダ Pteridium aquilinum シダ植物の中の、ワラビにあたる植物。

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枝垂桜が花開き、さまざまな種が息吹く春。
これから緑豊かになるSOU・ SOUが、いまから待ち遠しい。

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