一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“【一日一駄話】”
眼光敗れる
私は眼光鋭いプロデューサー。
光る目で他を威圧だ。
魚だって
この通り。ピッカピカ光らせられる。
私の眼光の鋭さは、世界でNo.1だと思っていた。
そう、あの夜までは・・・。
それはある日のサタデーナイトだった。
私は人生初となる落語を楽しんでいた。
(この日も楽しすぎて、眼光が知らず知らずのうちに光っていたようだ。)
さー、落語も満喫したし、そろそろおいとまするか・・・と思った時に、ある少女がおもむろに一冊の雑誌を僕に手渡した。
ふーん、あまから手帖か。
パラパラパラ・・・・・・ん?私はあるページに釘付けになった。
なんだ、この眼力の強い男は!
こ、これは眼光どころの話ではない。
眼脅威(眼光のさらに上のレベル)だ。
こんな人が世の中にいるなんて・・・。
私もまだまだだ・・・。
ちょっといい気になりすぎていたな・・・。
こんな男がいる以上、私も一から眼光の鍛え直しをせねばならないな。
この夜、自分の非力さに気付かされた私は、トボトボ夜の下鴨本通りを帰ったのだった。
眼光に自身がなくなった私は、ショックのあまり高橋に変身してしまった。
この駄話を読んでいる皆様の中で、この眼脅威を見てみたいという物好きな方は、只今発売中の『あまから手帖』をどうぞご覧ください。
(心臓の弱い方、小さいお子様は決して見ないでください。)
それでは、また明日。
4 件のコメント
毎朝楽しく読ませていただいております。駄話史上もっとも手の込んだ日記ですね。ちょっとシュールで笑いました。
毎日楽しく読んでいます。
すごい・・・目が光っているところからしてただものではない話題と思いましたが。
「あまから手帖」是非手に入れてみたいです。
取り寄せてでも見てみたいものです。鋭い眼脅威を。
ちなみに私も眼光鋭いと評判ですがまだまだですね、たぶん。
楽しんでいただいてなによりです。これからもつまらない駄話を真面目にやっていきます。(写真の無断転用でお怒りの方が若干二名おられるとは思いますが。)
ご指名にあずかったことあるから書きこむことあるよ。
無断借用はよくないことあるけど、この自虐的展開・・・
突っ込みどころがなくて、ちょっと困ったことあるね。
まぁ、そのうち新たな展開に持ち込むことあるよ。