SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“ごらん、あれが愛の灯火だ”
日曜日の京都駅。
正面入り口付近に、怪しげな車が2台。
恐る恐る近づくと、おばちゃんがヒマそうに座っている。
「すいませ?ん。何してはるんですか?」の
「すい…」と言った時点で
「ありがとうございます!!!」と感謝される。
よく見ると怪しげなそれは、献血車であり、
おばちゃんは、受付係であった。
先に感謝されてしまったので、そのまま帰る訳にもいかない。
「あ、じゃあ…」
私は、自分の血液をこんなきっかけで捧げる事となったのである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
血を抜かれる前にいくつかの質問をされる。
「麻薬、覚せい剤、やってませんね!?」
「不特定多数の男性と関係をもってませんね!?」
そんなことするかーい!!!と心で叫びつつ、
ここは冷静に「…はい。」と答える。
献血車に入ると、噂には聞いていた大量のジュースとおやつが。
「何個でも食べていいからね?」
妙に優しいおにいさんが、逆に私を不安にさせる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
そして遂に、私の左腕に極太の針が!
「痛っ!…くない。」
看護婦さんによると、最近の針は、痛く感じない角度を
コンピューターで割り出し、更に針先にシリコン加工をして云々…
日本の医療技術は、この数年で格段に進歩した模様。
写真を撮ったり看護婦さんと喋ったりしているうちに、
無事終了。400ml抜かれておりました。
最後にかっこいい献血カードをもらい、帰宅。
社内で「岩崎B型疑惑」が沸き立っておりましたが、
やっぱりA型でした。
こんな私でも、人様のお役に立てた…
じーんとしました。
皆様も是非、愛の献血を!
(岩崎)
- スタッフ(岩崎)が最近書いた記事
- 関連記事
-