SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“【SOU・SOU日記】”
夏の思い出 2010
残暑いまだ衰えなくとも、暦を見て秋の気配を伺う今日この頃です。
私は、季節の変わり目の空が好きですが、
とりわけ夏から秋へと向かうこの季節の空が一番好きです。
この夏はSOU・SOU東京店のスタッフとなり、
毎日新しい発見と反省を繰り返しながら、
過ぎていく時間の早さに驚く、SOU・SOU色の夏でした。
7月末に日帰りで京都に行ったことが、この夏唯一の遠出で、
その時、若林社長を始め京都のSOU・SOUスタッフの方々に
ご挨拶できてとても嬉しかったです。
今の時代、電話やメール、スカイプなど、通信手段が格段に発達し、
その恩恵にあずかる一人として、その技術の進歩に感謝する一方で
実際に会って、顔を見て言葉を交わすということの意味と大切さを
忘れたくありません。
* * *
ところで、私はSOU・SOUのスタッフになる以前、
その発想に感動して、訪れる度に写真を撮り、
東京に戻ってそれを絵に描いては、旅の余韻を楽しんでいました。
7月末の京都訪問時も、せっかくだからと写真を撮ったら
若林社長に「君は人は描かへんの?」と聞かれ
「お菓子とか風景は好きですが、人は苦手で」と答えると
「そんなん、難しく考えんと人をお菓子と思って描いたらいいやん」と
何気なく言われ、その一言で
ぽろり と
目からウロコが落ちました。
(若林社長、ありがとうございます。)
そんな、ウロコがおちた目で見て描いた、私の夏の思い出です。
其の一「しつらい 水曜日の夏花火」
柑橘類を使ったふるふるのジュレ、そこに散った星屑のような金平糖
水曜だけ、しつらいでひっそりと咲いた小さな小さな夏花火。
今年、本物の花火を見ることはできませんでした。
お客さまの笑顔をたくさん見ることができて、とても幸せでした。
其の二「頼もしい先輩」
人物モデル :麻えりまきがトレードマーク、東京店の佐藤さん。
和菓子モデル:阿佐ヶ谷「うさぎや」うさぎ饅頭、どら焼き。
人物だけでは心もとないな、と何となく和菓子を一緒に描いたら、
まるで佐藤さんが、「ものすごく和菓子を食べたくて回想している」
ような構図になってしまいました。
ものすごくお世話になっているので、差入れさせていただきます。
いつの日か
* * *
終わりゆく夏が、皆さまにとっても良い日々でありますように
季節の変わり目は体調を崩しやすいので、
夏の疲れを残さぬよう、気をつけてお過ごしください。
(竹内)
4 件のコメント
ひつじ苔さま
コメントありがとうございます。
気ままに描いた拙い絵ではありますが、
残暑の暑さをひと時でも忘れていただけたなら、
とてもうれしいです。
「黒豆」早速伝えます。差し入れに和菓子かオロナミン、どちらが良いかはその時に聞いてみますね!
季節折々の風景やおいしいものなど、
日常の小さな幸せを見つけて描いていきたいです。
「楽しみ」というお言葉を励みに、次回作も
心をこめて描きたいと思います。
ありがとうございます。
その色づかいが、残暑を和らげてくれます。
いつも溌剌とした佐藤さんが、今にも菓子を平らげそうです。
描くのは、菓子では無く、オロナミン?でもよかったかもしれないです。
佐藤さんに黒豆早く食べるよう言ってみてください。
次回作、また楽しみにしてます(^^)
先日ははじめまして、でした。
佐藤さんがよく特徴つかんでいて良く描けていますね!素晴らしい。人の写真を撮ることが多いのですが、絵は描けないので尊敬します。またモチーフになりそうなお菓子をお持ちしますね!
yuziさま
コメントありがとうございます
毎日見ていても、絵にするとなると、中々難しかったので、
お褒めの言葉をいただき、ホッとしています。
人物写真は、自然な表情を捉えるのは経験と技術が必要だと
思います。次回ご来店時、宜しければコツなどお聞かせください。
「モチーフになりそうなお菓子」とは魅惑的な響きですが、
情報だけでもとても嬉しいので、ぜひまたお立寄りください。
楽しみに、お待ちしております。