一日一駄話 / SOU・SOUプロデューサー若林剛之によるたわいもない事
“【一日一駄話】”
アンチ・ジーンズ派
僕は昔ビンテージジーンズのコレクターでありマニアだった。
アメリカやヨーロッパにもジーンズを求めて走り回った。
しかし今は全然興味が無くなって、はかないようになってしまった。
これはジーパンがかっこ良いとか悪いとか、好きとか嫌いとかいう問題ではなく
(1)あまりにも多くの人が世界中で穿いているので、つまらないと思い始めた。
(2)僕は日本人のデザイナーだから、日本らしい衣裳デザインを創造するほうが世界的に見て自然なことだなーと気付いた。
というのが理由だと思う。
そしてもう1つは、そういう考えをもってしまった自分が昔のジーンズを穿いてみても、もう以前のように似合っているように思えないということです。
あんなに燃えてたのになー。人生っておもしろいもんです。