SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“暖簾、時々日常/李 瀟瀟”
布切れ一枚で仕切る日本独自の文化「暖簾」。
お店の名前や家紋を入れて、お店の前に掛けられ、多くの人々の目に触れ、まさに「お店の顔」です。
暖簾の始まりは、家の前に雨や風よけのための「しきり」がその使い始めの起源らしいです。
それが、だんだん変化していき、商店の入り口に「暖簾」として使われるようになり、〈家紋〉や〈標語〉等を書き入れ、広告の目的として使用するようになったようです。
このようにーー
道行く人が暖簾に誘われ、暖簾をかき分けてお店の中を覗きます。
気に入れば入店し、そうでなければ立ち去る。
布切れ一枚だから出来る技です。
こちらはSOU・SOU染めおりの手ぬぐいのれんコーナー
そして、町中のSOU・SOU流暖簾を発見!
おいしいラーメン屋さんの 紙吹雪 と 間がさね
ご近所の美容室の 南天
どちらでもええ感じやー
内と外、日常と非日常、緩やかに仕切る「暖簾」。
夏は風でゆれる様で涼しさを演出するなど、町の情緒も演出しています。
そして、ジャパネスク村の暖簾文化に感動したショウはその意味合いを
SOU・SOU伊勢木綿の手ぬぐい二枚組み合わせに乗せて伝えます。
今夏の二枚はこちら――
伊勢木綿 手ぬぐい/竹林
それから、年中いけそうな色違いの組み合わせで――
伊勢木綿 手ぬぐい/初花 と 伊勢木綿 手ぬぐい/初花 苔色×紫根色
最後に、SOU・SOU×福しま絞り 手ぬぐい/傘かしげ
このように、暖簾が一日一日を、豊かにしてくれています。
暖簾をくぐることで、向こう側とこちら側の阿吽の呼吸、
一瞬のうちにおこる目に見えない絡み合いをそっと掬い上げ、
日常に見え隠れている小さな感動をじわじわと感じてきます。
それではそれでは、日常の真ん中、身近なわくわくを見つけましょう。