SOU・SOU日記 / スタッフがお届けする日記
“いざ大東寝具へ/矢寺 和成”
先日、SOU・SOUの座布団やクッション座椅子を製作いただいている『大東寝具さん』にお邪魔致しました。
大東さんは、京都の酒蔵と言われる伏見にあり、近所にはうたかたでお馴染みの「月桂冠」の本社もあります。
雰囲気の良い街並みを満喫し、大東寝具さんのお店に到着。
店内にはオリジナルの布団やタオル、パジャマ、ベビーグッズ等がずらり。
ちなみにこちらのパジャマ、関西ではお馴染み(?)のTV番組、ちちんぷいぷいで紹介されて3ヶ月待ちになったそうです。恐るべし関西ローカル。。
それでは、早速工場見学へ!
工場というより、工房といった感じです。
早速、座布団が出来るまでの工程を説明いただきました。
細かい工程を挙げると書ききれないため、少し割愛しつつご紹介致します。
まずはSOU・SOUから届いた生地を、注文毎に裁断し、そして四角い座布団の形に縫製します。
次は綿入れの作業。
座布団に入れる綿を重ねて、
さらに重ねて・・・・
えっ、まだ重ねるんですか!?
なんと、1枚の座布団にこれだけの中綿が入っています!
毎日使っていて知りませんでした…
意外と着痩せするタイプだったのね。
京座布団の特徴である「かまぼこ型」は、綿の時点で形作られていました。
そして、仕上げの作業にバトンタッチ。
既に仕上がった座布団がずらり。
綿入れ口を手で綴じて
綴じ糸をとめる。
なんと!長年の感覚で座布団の中心に糸を通すらしい・・・
アメージング。
最後は最高齢のおねえさんがマシーンで綿を座布団の端まで行き届かせて完成!
工場と聞くと、自動で仕上がるようにイメージされる方も多いと思いますが、想像以上の工程と手作業でなされていることが多く、驚きました。
作られる工程を知ると、さらに愛着が湧きました。
最後に大東寝具の会長さん・社長さんそして職人の皆さまと、記念にパチリ。
お忙しい中ご丁寧にご説明下さり、誠にありがとうございました!